『SEAゲームズ2019』の『モバイル·レジェンド: Bang Bang』(以下、MLBB)大会で金メダルを奪い合う決勝にて、フィリピンとインドネシアは激闘を繰り広げた。


ゲーム1

 フィリピンは開幕の試合を力強くスタートする。インドネシアはキルを先行していたが、フィリピンはすべてのタワーを通過し、マップで優位に立ち始める。

 残されたフィリピンメンバーがインドネシアのLordの近くで騒がしく闘う中、Villaはトップレーン最後のタワーを驚くべき攻め込みを見せ、守備に当たったJuliantoまでも追い出してしまう。

 NepomucenoがVillaの助けを借り、フィリピン選手のタッグはPutraをダブルチームに加え、本拠地の中央に向かい、最初のゲームを掴む。


ゲーム2

 インドネシアは2ゲームで反撃に転じる。攻撃的なプレイスタイルで早くから試合コントロールした。

 10分時点、インドネシアは11キルと10,000ゴールドのアドバンテージを持ち、フィリピンのベースタワーのみが生き残っている状態だった。フィリピンはインドネシアが本拠地を襲うのを防ごうとしたが、RidwanとGustianはたやすく勝利するため2人のフィリピン選手を倒す。Lordが最後のタワーに向かう途中、インドネシアは10秒で本拠地を包囲。中心部を破壊し、スコアを1-1で分ける。



ゲーム3

 インドネシアは、3ゲーム目を開始するにあたり強烈なショーを披露した。フィリピンは、ミッドレーンにてGustianとRidwanのスキルショットの餌食になる。インドネシアのチームがLordを確保し、GustianはArcangelとVillaからダブルキルを取り、フィリピンを完全に一掃する。

 フィリピンは何とか持ちこたえるが、インドネシアは完全にマップをコントロールしていた。最後のタワーを破壊した後、フィリピンは本拠地に押し込まれ、2-1でリードを取った。


ゲーム4

 背水の陣となったフィリピンは冷静さを保ち、より根気をかけたプレイスタイルで4ゲーム目に入った。

 この試合はおよそ20分間続いた。フィリピンはゆっくりとマップのコントロールを手にする。インドネシアの残りのタワーを一掃した後、フィリピンはインドネシアの本拠地へと足を踏み入れ勝利。2-2で並ぶ。


ゲーム5

 2-2で拮抗しており、両チームは金メダルを手にすることから距離のある試合となった。

 フィリピンは4ゲームにおける、ゆっくりと安全に進めるアプローチから一転、積極的に前に出る。

 インドネシアは中央を攻め込もうとしたが、フィリピンはすぐにグループで反撃。インドネシアを追い出す。Nepomucenoはこの試合で火を放ち、Bata-AnonのLolitaがヌメノン・ブラストでFirdausを奪い、2度ダブルキルを取った。

インドネシアは揺らぎ出す。そこでフィリピンは優位に攻めるのではなく、より多くのゴールドとEXPを取るため、Turtleへ向かうことに決行する。

 フィリピンがマップのコントロールを取り始め、これまでの忍耐は報われる。トップレーンで一人Juliantoを出した後、フィリピンはフィニッシュに向け、敵の本拠地へとまっすぐに進んだ。

 Gustianは、フィリピンが彼のアルティメットで中心部を破壊されるのを止められたが、彼とその他の選手たちは結局Arcangelのリボルバーの犠牲となる。

 インドネシアのチーム全体がリスポーン状態に入り込んだため、フィリピンは金メダルを手にするため、中心部を破壊した。

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