3月5日に開幕する2019-20のDotaプロサーキット(DPC)のマイナー3戦目、『スターラッダー・ImbaTV・Dota2・マイナー』通称“キエフ・マイナー”のグループステージの組み合わせが、大会主催者より発表された。

 グループはチームの所属する地域を考慮して組み分けが行われ、グループAにはビジネス・アソーシエイツ、フォルツェ、チーム・アスター、ブーム・Eスポーツが入った。一方、グループBにはアライアンス、ノーピング・Eスポーツ、ギャンビット・Eスポーツ、ファイティング・パンダスが入った。

 グループAではチーム・アスターとビジネス・アソーシエイツ(今季途中までJ・ストームの名前で活動)が本命だ。予選でキーン・ゲーミングとニュービーを下したチーム・アスターは、『スターラッダー・キエフ・マイナー』に出場する唯一の中国チームとなった。

 一方、ビジネス・アソーシエイツは『スターラッダー・キエフ・マイナー』の北アメリカ予選を無敗で切り抜け、侮れない実力を誇ることを証明している。



 グループBでアッパーブラケット進出が濃厚なのはアライアンスとギャンビット・Eスポーツだろう。アライアンスはヨーロッパ最強のチーム一つで、『ドリームリーグ・シーズン13:ライプチヒ・メジャー』のクローズド予選ではニグマ・Eスポーツを下している。

 また、ギャンビット・EスポーツはCIS地域を代表するチームで、今季のDPCではすでに厳しい戦いの数々を経験している。

 一方、北アメリカのファイティング・パンダスは大会直前にジャッキー・“EternaLEnVy”・マオとジンジュン・“Sneyking”・ウーの2人が電撃退団。突然のメンバー変更を強いられることとなった。

 幸いにもチームはモーリス・“KheZu”・グトマンとオリヴァー・“skiter”・レプコをぎりぎりのタイミングで加えることができたが、マイナーというぶっつけ本番の大舞台でチームに適応できるかは未知数だ。

 『スターラッダー・ImbaTV・Dota2・マイナー』通称“キエフ・マイナー”は3月5日から8日にかけて、ウクライナの首都キエフで開催される。大会の模様はスターラッダーの公式Twitchチャンネルで視聴が可能だ。

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