アメリカのeスポーツチームであるEcho Foxは、諍いだらけで、災難となった苦しい年を経て、解散した。

 チームの公式声明は発表されていないが、投資家はEcho Foxが100%解散したことを認めている。財政的な支援がなくなり、チームは全選手とスタッフを解放した。

 Echo Foxはしばらくの間、音沙汰がなく、9月2日に最後の公式ツイートを残し、チームの公式サイトは更新されていない

「Echo Foxはもういないんだ」とwin.ggに話す投資家は、ロゴとユニフォームが「コレクターズアイテムになってしまった」と漏らしている。



 チームは、投資家のアミット・ライザダが人種差別のメールを別の投資家に送った後、失墜を始めた。Echo Foxの創設者であるリック・フォックスもこの諍いの結果、辞任した。

 投資家の間で非難が繰り返されるの中、Echo Foxはライザダを投資家として解任しなかったため、リーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンシップ・シリーズ(LCS)のスポットを放棄しなければならなかった。その後、Riot GamesはEcho FoxにスポットをEvil Geniusesに3000万ドルで売却することを命じた。

 Echo Foxがなくなったとしても、チームはeスポーツで象徴的な名前のままだ。Echo Foxは、LCSの確固たるコンペテイターである以外に、『大乱闘スマッシュブラザーズ』のスペシャリストであるレオナルド “MKLeo ”ペレスと『モータルコンバット』、そして『ドラゴンボールファイターズ』を専門とするドミニク“SonicFox” マクリーンと共に、長年に渡り、格闘ゲームコミュニティを支配していた。

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