プロゲーミングチームのEvil Geniuses(EG)が、2020シーズンから『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』に復帰すると発表した。

 EGが発表したところによれば、『北アメリカ リーグ・オブ・レジェンド チャンピオンシップシリーズ(LSC)』でEcho Foxが保持していた出場枠をEGが買い取ることを、主催者のライオットゲームスが承認。EGのメンバーはまだ決まっていないが、「一からチームを作り直す」としている。

 EGのCEOであるニコール・ラポインテ・ジェーミソンは、LCSに復帰できて光栄だと語った。

「EGでの経験でわかったことだが、もし最高とみなされたいのであれば、最高の舞台で競わなければならない」とコメント。「EGがLCSに参戦しないということは考えられなかった。また、フランチャイズのオーナーとして根付くことができてうれしい」と続けている。

 EGがLoLの第一線を退いてから早くも5年が経つ。EGは過去にサポートのミッチ・“Krepo”・ヴールスポエルスやミッドレイナーのヘンリク・“Froggen”・ハンセンなど、人気プレイヤーが多く在籍していたことで知られている。

 なお、EGに出場枠を譲る形になったEcho Foxは、同組織内で発生した人種差別問題に端を発し、LoLの第一線から退いていた。