『ストリートファイターV チャンピオンエディション』の発売が2月14日に迫るなか、カプコンは2つの動画を公開した。この動画では実際にプレーをしながら、新キャラクター“セス”の必殺技を徹底紹介している。


通常技

 セスの通常技には、しゃがみ状態からの3フレームのジャブや、胴回し蹴りなどがある。しゃがみ状態からの中キックは、キャンセルして必殺技へとつなげることが可能だ。

 セスには2つのターゲットコンボがあり、1つ目はすべての必殺技でフィニッシュ可能で、2つ目はコンボを持続するためにはVスキルを発動している必要がある。

必殺技

ヘカトンケイル(QCF+パンチ)エドモンド本田の百裂張り手と同じ。ガードされたときは安全ではないが、コンボの最後の一手としては有効だ。

マッド・クレイドル (DP + パンチ)『ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight for the Future-』に登場するショーンの「ドラゴンスマッシュ」と似ている。複数回打撃を浴びせる昇竜拳であり、パンチの強さによって高さと距離を調整することができる。

クルーエル・ディザスター (QCB + キック)つま先旋回しながら繰り出すキックで、対戦相手をダウンさせることができる。強キックの場合は旋回時間が長くなるが、ダメージも増幅する。

アナイアレイト・ソード (QCB + ジャンプ中のキック)『ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight for the Future-』と『ストリートファイターIV』に登場するまことの「閃空カカト落とし・剣」に似た技。ジャンプ中の相手に有効で、空中技のあとに使うこともできる。メーターを溜めるためにも活用できそうだ。

 興味深いことに、セスには飛び道具がなく、『ストリートファイターIV』で備わっていたテレポート能力も失われてしまっている。

Vスキル

 VスキルIの丹田エンジンは、『ストリートファイターIV』と同様、対戦相手を自分の方向に吸い寄せることができる。成功すると、相手から必殺技を盗んで、一回だけ「インストールアーツ」として使うことができる。もう一回使うためには、もう一度丹田エンジンを成功させる必要がある。対戦相手によって「インストールアーツ」は異なる。

 一方、VスキルIIの丹田ブースターは、前方へ鋭いダッシュを行うことで必殺技をパワーアップさせるスキル。相手を一気にコーナーに追い詰めることが可能だ。



Vトリガー

 VトリガーIの丹田イグニッションの発動中は、必殺技へ追加入力を行うことで、それぞれ異なるコンボへつなげることができる。1ゲームで3回まで使用可能だ。セスのVトリガーIは、必殺技のダメージを増幅させ、さらにポジショニングのアドバンテージを手にすることができる。

 VトリガーIIの丹田マニューバは、白と黒の巨大なエネルギー弾を生み出し、これを様々な方向へ動かすことができる。エネルギー弾を下に動かすと、相手を空中に飛ばすことができる。1ゲームで2回まで繰り出すことができる。セスのVトリガーIIは攻撃の糸口を掴むために活用するのがいいだろう。

クリティカルアーツ

 丹田ディストラクション (QFC×2+パンチ)は黒と白の球体のなかに対戦相手を吸い込むと、ありったけのエネルギーを注ぎ込んで大ダメージを与える。VスキルI発動中は、クリティカルアーツの丹田エクストリームへとパワーアップする。

 セスのクリティカルアーツは『ストリートファイターIV』における丹田エンジンのウルトラコンボIに酷似している。しかし『ストリートファイターV チャンピオンエディション』の射程距離が、画面いっぱいまで及ぶかどうかは現段階ではわからない。

 セスは『ストリートファイターV チャンピオンエディション』が発売される2月14日からプレー可能だ。

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