『ストリートファイターV:チャンピオンエディション』がリリースされ、新キャラクターのギルとセスが追加されたほか、全キャラクターに新しいVスキルのアビリティが追加された。

 梅原大吾、イェ・“HotDog29”・マンホ、ホ・“Xian”・クンシャンら世界のトッププロたちは、新しいVスキルを使ったコンボの研究に余念がない。ここでは全キャラクターのVスキル2集/Part1をお届けする。


アビゲイルのVスキル2:カモンスペアタイヤ

 アビゲイルのVスキル2は、背後から転がるタイヤを召喚する。タイヤはスピードアップさせたり宙に飛ばしたりすることができる。

 多くのプレイヤーはこのタイヤでプレッシャーをかけたり、後ろに付いて行って相手との距離を詰めたりしている。


豪鬼のVスキル2:気合

 豪鬼の“気合”は、大地に両足を踏ん張ることによって相手を空中に飛ばすことができる。

 この動きはとても起動が早く、相手を空中で無力な状態にとどめることができる。また、ボタンを押しっぱなしにするとVゲージを溜めることができる。

 著名なYoutuber“Desk”は、このVスキルを使っていくつものコンボを披露し、アビリティの潜在能力の高さを知らしめている。


アレックスのVスキル2:オーバーチェイン

 オーバーチェインによって、アレックスは2つの技を高速で連携させることができる。しかし、アレックスが攻撃を受けたり、必殺技を連携させない場合は解除される。

 このアビリティは次に繰り出す手の予測が不可能なため、相手にとっては厄介極まりないものとなりそうだ。


バイソンのVスキル2:FFB

 バイソンの新しいVスキル2はスウェイモーションによってダッシュストレートの距離を大きく増やすアビリティだ。

 このスキルは相手との距離を詰める上で最適で、アメリカのプロ、ブライアン・“Brian_F”・フォスターが披露している通り、守備面でも大きな活躍が見込める。


バーディーのVスキル2:チューイングタイム

 バーディーのVスキル2は、風船ガムを噛むことで、Vゲージを増加させることができる。ガムは広げて盾として使ったり、飛び道具として空中に漂わせることができる。

 最大限に膨らませると、攻撃力が増すとともに、波動拳をガードすることができる。


ブランカのVスキル2:シャウトオブアース

 ブランカのシャウトオブアースは地面に電撃を走らせることができる。これはネカリのVスキル1「力の集約」と同じような技だ。

 このアビリティまた、チャージして飛距離を伸ばすことができる。


キャミーのVスキル2:スピニングアックス

 キャミーのVスキル2は後方にジャンプしつつ回し蹴りを放つ技だ。ジャンプしながら攻撃をしかけることで、相手の下段攻撃を避けることができ、さらに的確なタイミングで繰り出せばカウンターにつなげることができる。

 梅原大吾はこれを活用し、ノーリスクで相手にダメージを与えることに成功している。


春麗のVスキル2:覇山蹴

 覇山蹴は前方にジャンプしながら、着地と同時にキックを放つ技だ。相手の飛び道具や下段攻撃を避けることができる。

 このキックは命中すれば対戦相手をダウンさせることもできるため、相手にプレッシャーをかける上で有効だ。


コーディのVスキル2:クライムスウェー

 クライムスウェーはハイとローの2種類があり、身体を傾けて相手の攻撃を避けることができる。ハイを繰り出せば上段と中段の攻撃を避け、ローを繰り出せば下段攻撃を避けることができる。

 うまく避ければそのままカウンターへとつなげることができる。


ダルシムのVスキル2:ヨガディープブレス

 ダルシムのヨガディープブレスは、息を溜めている時間の長さに比例して、ヨガファイアの破壊力を高めることができる。

 強化されたヨガファイアは相手に与えるダメージが増すほか、地面にバウンドさせることができる。

 ブラジルのプロ、レナト・“DidimoKOF”・マルティンスは、相手の後方にヨガファイアを飛ばし、挟み撃ちにすることでガード不能のコンボの発明に成功している。


エドモンド本田のVスキル2:肩屋入り

 エドモンド本田の肩屋入りは百裂張り手を強化するVスキルだ。リカバリーも速いため、エドゥアルド・“PR Balrog”・ぺレスはここから驚異的な破壊力を誇るコンボへとつなげてみせた。


エドのVスキル2:サイコスウィング/サイコスマッシュ

 サイコスウィングはオーバーハンドのパンチで、対戦相手をダウンさせることができる。一方、サイコスマッシュは相手を空中に飛ばすアッパーカットだ。

 サイコスウィングは立ち姿勢から繰り出すことができ、サイコスマッシュはしゃがんだ体勢から繰り出すことができる。


ファルケのVスキル2:サイコミーネ

 ファルケのサイコミーネは紫色の球体で、一定時間後に爆発させるか、ファルケが触ることで起爆することができる。

 それは対空中戦、コーナートラップ、そしてコンボに役立てることができる。


ファンのVスキル2:双毒舞

 双毒舞は毒をまといながら回転し、相手を毒状態にすることができる。この技によってVゲージを増やすことができ、ダメージも大きい。しかし、Vトリガーを使ってもコンボにつなげることはできない。


ジーのVスキル2:G・プロテクション

G・プロテクションは地球からのエネルギーを取り込んで硬質化することで、相手からダメージを減少させることができる。


ギルのVスキル1:ディバインコメット、Vスキル2:ブロッキング

 ディバインコメットはVトリガー1なら炎属性の隕石「メテオストライク」、 Vトリガー2なら氷属性の氷塊「ヘイルスティング」を繰り出すことができる。

 梅原は最近ギルを使い始めており、このVスキルをコンボの一手目として活用している。


ガイルのVスキル2:ダイブソニック

Credit: Desk

 ダイブソニックは飛び上がってソニックブームを放つことができるVスキルだ。豪鬼の波動拳と似ている。

 Deskは相手をコーナーに追い込んでからダイブソニックを活用し、見事なコンボ繰り出している。


いぶきのVスキル2:撒菱

 いぶきのVスキル2は撒菱を前方に投げることができる。それらはバーディーのバナナの皮と同じように、攻撃判定を待った状態で足もとに設置される。

 このアビリティはチャージすることが可能で、チャージ後は3つの撒菱を設置することができる。ホ・“Xian”・クンシャンはこれを霞駆けと組み合わせて、興味深いセットアップを披露している。


ジュリのVスキル2:風破円斬

 ジュリの風破円斬は前方で停滞する円形の飛び道具を投げるVスキルだ。コンボにつなげたり、相手の判断を迷わせることができる。


影ナル者のVスキル2:赤影拳

 赤影拳は前方に飛び上がって拳で攻撃するVスキルだ。相手を後方へ押しやることができるので、ガードされてもカウンターを食らう心配はない。

 このVスキルはまた、相手の動きを止めることができるため、コンボへつなげることも可能だ。



神月かりんのVスキル2:不動双掌

 かりんの不動双掌は、両手で相手を攻撃するVスキルだ。さらに守備面でも相手の飛び道具を一発まで無効化することができる。


ケンのVスキル2:龍閃脚

 龍閃脚は飛び上がって相手に蹴りを入れるVスキルで、相手の飛び道具を避けながら攻撃をしかけることができる。ここから昇竜拳につなげることも可能だ。

 龍閃脚をチャージすると、ケンのリカバリーを早めることができ、ここからコンボを繰り出すことも容易となる。


コーリンのVスキル2:グレイシャースルー

 グレイシャースルーは前方へ速いスピードで移動し、相手を氷漬けにしてから投げることができる。

Credit: SFV and Twitter user wauhti

 このスキルは動きを途中でキャンセルできるため、ヴァニティステップと組み合わせると効果的だ。

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