『ドリームリーグ・シーズン13:ライプチヒ・メジャー』はプレーオフ1日目の試合が行われ、アッパーブラケットを勝ち進むチームが決まった一方、ロワーブラケットでは早くも敗退チームが決定している。
イーヴル・ジーニアスズがニグマ・Eスポーツをロワーブラケットへ追いやる
ゲーム1はニグマが圧勝したが、続く2ゲームはイーヴル・ジーニアスズが制した。アルトゥール・“Arteezy”・ババエフとタル・“Fly”・アイジクのナガ・セイレーンとディスラプターのコンビは、ニグマにとって止めがたい存在となった。
ゲーム3ではニグマがティンカーを選ぶ意表を突いた采配をみせるが、これはわずかな延命処置程度の効果しかなく、結局シリーズはイーヴル・ジーニアスズの圧勝に終わった。
ヴィシ・ゲーミングがインビクタス・ゲーミングに2-1で勝利!
ヴィシ・ゲーミング(VG)がインビクタス・ゲーミング(IG)との中国勢同士の対決を制した。ゲーム1ではドロー・レンジャーとヴァイパーのコンビが猛威を振るい、VGがIGを圧倒した。
一方のIGも彼らが誇る黄金コンビで逆襲し、ジン・“flyfly”・シィイとショウ・“Emo”・イィが、合わせて23キルを達成する。
しかしながら、結局シリーズはハスカーを使って見事なパフォーマンスを披露したOriの活躍によってVGが勝利。Oriは一時はほぼ無敵状態で、チームを勝利へ導いた。
ビーストコーストがペイン・ゲーミングを敗退へと追いやる
ビーストコーストはエクトル・アントニオ・“K1 Hector”・ロドリゲスがブラッドシーカーを使って出色のパフォーマンスをみせ、ペイン・ゲーミングを圧倒。25分のチームワイプで、ペイン・ゲーミングを敗退へと追いやった。
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チーム・アスターがカオス・Eスポーツ・クラブを圧倒。カオスECは敗退決定
チーム・アスターが選んだシャドウ・フィーンド、ドロー・レンジャー、ヴェンジフル・スリットのトリオは完璧なタイミングで花開き、それによって終盤の猛攻に耐え切れなくなったカオスECは、あえなくメジャー敗退が決まった。
TNCプレデターがリアリティ・リフトとの東南アジア対決制す
TNCプレデターはキム・“Gabbi”・ビジャフエルテがファントム・ランサーを使ってアメイジングなプレーを披露し、東南アジアのタイバルを敗退へと追いやった。TNCはドゥームをミドルレーンに置いて、相手を混乱に陥れた。
チーム・リキッドがヴィルトゥス・プロを敗退に追いやる
チーム・リキッドとヴィルトゥス・プロ(VP)の一発勝負はこの日最もエキサイティングなゲームとなった。リキッドはナガ・セイレーン、ディスラプター、ストーム・スピリットのドラフトが功を奏して序盤でリードを奪うと、その後VPに対するリードをどんどん広げていった。
70分の時点で5万リードを奪っていたリキッドは、そのままゲームを終わらせるためにダイア・ベースに攻め込むが、返り討ちにあってしまい、バイバックを使ったあともひたすらキルされ続けた。
このあと、生き残ったサミュエル・“Boxi”・スヴァントミー・“Taiga”・リーの2人は、VPを相手になんとかラディアント・エンチャントを守り切り、Dota2史上に残ったであろう大逆転劇を、ぎりぎりのところで阻んで見せた。
プレーオフ2日目
プレーオフ2日目は2つのアッパーブラケットの試合、チーム・シークレットvsフナティック、ナートゥス・ヴィンケレvsアライアンスで幕を開ける。
その後はロワーブラケットの試合が行われ、敗退チーム決定戦ではニグマ・Eスポーツがビーストコーストと対戦。そのあと、生き残りをかけてインビクタス・ゲーミングとチーム・アスターの中国勢2チームが激突する。
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