ウクライナのプロゲーミングチーム、ナートゥス・ヴィンケレの元主将であるアクバル・“SoNNeikO”・ブタエフが、元カオス・Eスポーツのヨナス・“SabeRLight-”・ヴォレクとミラン・“MiLAN”・コゾマラと一緒に、新チームを結成したと発表した。

 新チームにはポジション1にチャーリー・“CharlieDota”・アラト、さらにポジション2にオンドレイ・“Supream^”・スタルハも加入している。

 両者はともにヨーロッパ・コア・MMR・リーダーボードのトップ25に入るプレイヤーで、CharlieDotaが18位、Supream^が22位に入っている。

 SoNNeikOは昨年10月、所属先のナートゥス・ヴィンケレで「個人的な諍い」によってベンチ降格の憂き目に遭ったあと、チームを退団していた。



 一方、ヨナス・“SabeRLight-”・ヴォレクとミラン・“MiLAN”・コゾマラはカオス・Eスポーツで短期間プレーしたあと、フリーになっていた。MiLANは昨年5月にカオス・Eスポーツに加入し、『ザ・インターナショナル2019』にも出場。チームは15-16位と失意の結果に終わり、MiLANも10月には退団していた。

 また、SabeRLightは、元々チーム・シンギュラリティに所属していたが、レンタルでカオス・Eスポーツに加入。カオス・Eスポーツは当時、クインシー・クルーをまるごと獲得しており、チームは『Dotaサミット11マイナー』で準優勝。しかしSabeRLight-は直後にチームを退団していた。

 SoNNeikOは依然としてCIS屈指のサポートプレイヤーであり、同地域には現在絶対的なチームが存在しないため、より激しい競争が待ち受けるヨーロッパを新チーム参戦の舞台として選んだのは、驚くべきことだ。チームは『ESL One ロサンゼルス・メジャー』の予選からDPCに参戦するとみられるが、最激戦区と呼ばれる地域でどのような結果を残せるか注目だ。

SoNNeikOが率いる新チームのメンバー

1.チャーリー・“CharlieDota”・アラト
2.オンドレイ・“Supream^”・スタルハ
3.ヨナス・“SabeRLight-”・ヴォレク
4.ミラン・“MiLAN”・コゾマラ
5.アクバル・“SoNNeikO”・ブタエフ

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