『Evo Japan2020』はストリートファイターVのグランドファイナルズの試合が行われ、日本の“ナウマン”が優勝を果たした。ナウマンはどちかといえば二線級のファイターとみなされる“さくら”を使ってトーナメントを制覇し、世界に衝撃を与えることになった。

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Screenshot: Nigel Zalamea/ONE Esports

 ナウマンは『Evo Japan2020』のトーナメントを破竹の勢いで勝ち上がり、ウィナーズファイナルで“sako”をスイープし、グランドファイナルズへ進出。グランドファイナルズの対戦相手は、sakoをルーザーズファイナルで倒したマゴだった。


 ナウマンはさくらを知り尽くしており、新しいVスキル「春疾風」を使って対戦相手をステージの反対側にまで押しやった。

 このコーナーに追い詰める動きによって、ナウマンは最初ゲームをものにした。

 しかしマゴも黙っておらず、2つのラウンドを連取してシリーズを1-1に戻してみせる。

 マゴはナウマンをコーナーに追い詰めて驚きのコンボを叩きこみ、ブラケットをリセットした。



 続くセットでは、ナウマンはよりリスクを取った攻撃をみせ、マゴをディフェンスにくぎ付けにした。

 ナウマンはより投げ技を多用するようになり、まずは2つのラウンドを選手した。

 2-0とリードしたナウマンは、最後はほぼパーフェクトなラウンドで締めくくり、見事に優勝を果たした。

 優勝したナウマンは賞金9100ドルを獲得。一方のマゴは3600ドルを手にした。

 なお、Evo Japanはカプコン・プロツアーには含まれていないため、CPTポイントの配分はなかった。

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