『Dotaサミット11マイナー』の開幕が迫るなか、グループステージの組み合わせが決定した。
グループA:
- Ninjas in Pyjamas
- jfshjh178
- Pain Gaming
- Invictus Gaming
グループB:
- Quincy Crew
- HellRaisers
- Geek Fam
- Ad Finem
各グループを分析
『ザ・インビテーショナル2019(TI9)』終了後に各チームともに大幅にメンバーが入れ替わっているので、この大会は2019-20の『Dotaプロサーキット(DPC)』を占う上で重要な大会となる。
グループAの本命はNinjas in Pyjamasだろう。新戦力の活躍は未知数だが、今大会の出場チームでは唯一のTI9出場チームであり、世界チャンピオンの実績もあるピーター・“PPD”・ダガーとサーヒル・“Universe”・アローラといったスター選手を擁している。
また、欠場したVirtus Proの代理で出場する jfshfh178のパフォーマンスにも注目だ。このチャンスを最大限に活かしてDPCのポイントを稼いでおきたいところだ。
一方のグループBではGeek FamとAd Finemの突破が有力視されている。というのも、Quincy CrewとHellRaisersの2チームは、まだ新戦力がチームに馴染んでいるとはいえないからだ。さらにQuincy Crewでは前週に中心選手のスメイル・“SumaiL”・ハッサンが退団するというショッキングな出来事に見舞われている。
『Dotaサミット11マイナー』は11月7日から10日にかけてロサンゼルス(アメリカ)で開催される。賞金総額は30万ドルで、660DPCポイントをかけて争われる。優勝チームには7万2000ドルと140DPCポイント、さらに『MDL成都メジャー』への出場権が与えられる。
大会の模様は『ビヨンド・ザ・サミット』のTwitchストリームで観戦可能だ。