2019-20シーズンの『Dotaプロサーキット(DPC)』のメジャー4戦目が、2020年5月8日から10日にかけてモスクワのCSKAアリーナで開催される『EPICENTERメジャー2020』に決まった。

 大会の主催者はエピック・スポーツ・イベントで、賞金総額は100万ドル。この大会で優勝することで得られるDPCポイントは、8月にストックホルム(スウェーデン)で開催される『ザ・インターナショナル2020(TI10)』への招待を受けるために十分なものだ。

 大会には各地域の予選を勝ち抜いた15チームに、同時期に開催されるDPCマイナーの優勝チームを加えた、計16チームが出場する。

 グループステージは2戦先勝のGSLフォーマットで開催され、4つのグループの上位2チームがアッパーブラケットに進出。下位2チームはロワーブラケットに回ることになる。



 優勝チームは賞金30万ドルを手にし、4850DPCポイントを獲得。この獲得ポイントがあれば、ほぼ確実にTI10への出場権を手にすることができるだろう。

 なお、ここでTI10への出場権を手にできなかったチームにも、まだ希望はある。6月20日から28日にかけて、今季最後のメジャーである『ONE Eスポーツ・シンガポール・メジャー』が開催され、この大会がTI10出場に向けたラストチャンスとなるだろう。

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