イベントの見事に折り返しに入ったころ、パキスタンのビラル・ “Bilal”・イリアスはラストチャンス予選トーナメントで優勝。『鉄拳ワールドツアーファイナル』(以下、TWTファイナル)のゴールデンチケットを手にした。FATE eSports所属であるBilalは、ウィナーズトーナメント決勝でフィリピンのアレクサンドレ・“ AK” ラバレズと対戦したのである。

 Bilalは豪鬼で試合を開始したが、AKのシャヒーンは手にあまり、いつもメインに使っているブライアンに変更した。

 ただBilalはキャラ変更した後でも、AKが最初のセットを取り、ルーザーズの負債をリセットすることを止められなかった。AKはBilalから距離を取り、要所で確定反撃で闘うことに集中した。最後のラウンドで、AKはBilalのタックルをかわし、シンプルにミドルのアッパーカットで仕留めた。

 Bilalは2セット目に戦術を切り替え、よりディフェンシブな闘いを選んだ。カウンターに集中し、最初の試合を3-0で制する。

 Bilalはセットが決まるゲームまで止められないかのようであった。ブライアンのがっちりとしたハチェットキックによってAKのレンジから距離を保ち、BilalはAKの体力のアドバンテージをあっさりと下げ、シンプルかつ致命的なレイジドライブで勝利した。

 Bilalは本日のTWTファイナルの最後のシードになる。試合のライブはこちらのストリーミングからチェック可能だ

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