鉄拳ワールドツアー2019は、今週末、タイのバンコクで開催される、鉄拳ワールドツアー(以下、TWT)ファイナルで幕を閉じる。
シーズン全体がここに至り、グローバルリーダーボードの上位19名のプレイヤーのみがトーナメントに参加した。
ポイント順で、すでに出場資格を得ている選手は次のとおりだ。
- ペ・“Knee”・ジェミン
- ユン・“LowHigh”・サンウン
- ホア・“Anakin”・ルー
- キム・ “JDCR ”・ヒュンジン
- “チクリン”
- アルスラン・“Arslan Ash”・シディケ
- キム・“Kkokkoma”・ムージョン
- ヴィンセント・ “Super Akouma” ・ホーマン
- アワイス・“Awais Honey”・パルベス
- リム・“Ulsan”・スフン
- “ダブル ”
- カン・“Chanel” ・ソンホ
- チョン・“Rangchu ”・ヒョンホ
- アベル・“Abel Del Maestro” ・セゴビア
- ジミー・“Jimmyjtran” ・トラン
- “NOBI”
- “ノロマ ”
- マーキス・“Shadow”・ヨルダン
- チェ・“Saint”・ジヌ
20番目のスポットは、ファイナルで選手たちが切望する最後の椅子を目指し、ダブルエリミネーション形式で256人のプレイヤーが競う、ラストチャンス予選トーナメントの優勝者に与えられる。
スケジュール
ラストチャンス予選
TWTファイナルは12月7日土曜日、ラストチャンス予選から始まる。プールは、現地時間午後12時に開始。
ラストチャンス予選は1日かけて行われ、グランドファイナルは午後9時頃に開始を予定している。
鉄拳ワールドツアーファイナル
決勝戦は12月8日の日曜日に行われ、最初の試合はG現地時間午後8時から午後12時まで。
どうやって大会を観るのか?
ラストチャンス予選とTWTファイナル両方がtwitch.tvの「tekken」チャンネルでライブ配信される。
優勝で得られるものは?
このトーナメントでは『鉄拳7』で最大の賞金プールの1つであり、25万ドルが用意されている。優勝者は5万ドルが与えられる。
注目のトップコンテンダー
Knee――世界最強
『鉄拳』の神、Kneeは2019年に大暴れし、1375TWTポイントを獲得。リーダーボードでトップの座を取っている。
Kneeはレジェンダリーな実力のデビル仁と一八で知られているが、ポール、ブライアン、スティーブも非常に高いレベルで使える。実際にトーナメントで1人のキャラクターだけを使うことはめったになく、対戦相手のキャラクターに合わせて、カウンターとして他のキャラを選ぶことがよくあるのだ。また並外れたディフェンスと強力なカウンターのスキルを持っていることでも有名だ。
Kneeは世界中のさまざまな大会を制覇し、『VS ファイティング』、『コンボブレーカー』、『CEO:デイトナ』で金メダルを手にしている。
残念ながら、Kneeのアキレス腱となっているのはArslan Ashのようで、Evo 2019のグランドファイナルをはじめ、年間を通して、何度も彼に打ち負かされている。
アルスラーン・“Arslan Ash”・シディケ——新たなるEvoチャンピオン
Arslan Ashは、今年急成長したパキスタン鉄拳コミュニティの先駆者である。Evo Japan 2019で信じられない勝利を収め、今年最大の大会であるEvo 2019で優勝する前にThaiger Uppercutでも優勝している。
2019年は多くの大会でプレイしていないものの、Arslan Ashは940ポイントで6位でシーズンを終えた。
三島一美の使い手として、Arslan Ashは攻撃的に一手を置く戦略で有名だ。彼は和美のトレードマークであるジャブ・ストリングを大いに活用し、相手が気づかないうちに体力バーを削ぎ落としていく。また豪鬼やギース・ハワードなどのキャラクターを使うことでも知られている。
ヨン・“ Rangchu” ヒョンホ ——現チャンピオン
2018 TWTファイナルチャンピオンのRangchuは、間違いなく自らの王座を防衛することを期待されている。他の大会に優勝していないにも関わらず、Rangchuは堅実にシーズンを過ごし、740ポイントの12位で終えた。
Rangchuは紛れもなく世界最高のパンダ使いだ。彼のパンダは、2018ファイナルで、鉄拳の神の一人であるソン・“Qudans”。ビョンムンのデビル仁を破り、鉄拳コミュニティは彼の信じがたいプレイスタイルに尊敬の念を抱いた。
TWT 2019では、Rangchuはジュリアやカタリナなど、他のキャラクターも試していたが、やはり凶暴なパンダをピックしたときが最も輝いている。
Rangchuは今年のトーナメントも常にトップ8に入っているが、すべてを優勝することはできていない。今年最高となる結果は、『コンボブレーカー』で3位、『REVメジャー』で4位である。彼は間違いなく、ファイナルの王座を守ることで、一年を締めくくりたいと考えているだろう。
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