“ チクリン” が、今シーズン初の鉄拳ワールドツアー・マスターズイベントで優勝。『ロキシンロール・コリア』の決勝にて。2018年のEVOチャンピオンである ユン・“ LowHigh” ・ソンウンを3-1で撃破した。

 チクリンはトーナメント無敗であり、ルーザーズには決して落ちなかった。準決勝でアベル・“Abel del Maestro”・セゴビアを2-0で素早く仕留めた後、ウィナーズ決勝にて同じ日本の選手 “ペコス ”との試合で苦しんだ末に3-2の勝利を引き出した。

 ウィナーズ決勝では、ギースとのミラーマッチとなったが、チクリンはスコアを1-1で引き分けた後、キャラを仁に切り替える。キャラ変更は最初は逆効果かに見え、ペコスは続くセットを3-2を取る。しかしチクリンはすぐさま自らの流れを引きよせ、次の2セットを3-0、3-0のスコアをあっさりと取り、グランドファイナルに進出した。

 グランドファイナルでは、チクリンはギースに使用キャラを戻し、LowHighはEVO 2018で優勝したシャヒーンを演じる。

 チクリンはすぐさまリードし、最初のセットを3-1で獲る。LowHighは2番目のセットを3-2で取り、スコアを戻すことができたが、チクリンの撹乱とスマートに推進するプレイは、EVOチャンピオンにとって手にあまり、チクリンは続く2セットを3-1と3-1で勝ちきった。

 チクリンはタイトル獲得に加え、賞金2,500ドルと鉄拳ワールドツアーポイント300を手に入れ、390ポイントでグローバルランキングで16位から1位へと上昇した。LowHighは1250ドルと220ポイントを獲得し、370ポイントで2位に就いた。これはTwitterアカウントでイベントの写真を確認することもできる。

クレジット:ROX Gaming

 情報を追いかけているなら、これはヴィンセント“Super Akouma”ホーマンが先月、豪鬼で「ザ・ミックスアップ」のタイトル獲得後、鉄拳ワールドツアーマスターズイベントでゲストキャラクターが優勝する2番目のケースになる。それにしても『鉄拳7』では企画もののキャラクターが強すぎないだろうか?

 次の鉄拳ワールドツアーマスターズイベントは、今週末5月17日から19日に開催される『バトルアリーナ・メルボルン11』だ。

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