Quincy Crewが北アメリカ地域の予選を勝ち抜き、『Dotaサミット11 マイナー』への出場を決めた。

 『MDL成都メジャー』への直接の出場権こそ逃したが、Quincy Crewは『Dotaサミット11 マイナー』の予選で圧倒的なパフォーマンスをみせ、わずか1ゲームしか落とさずにロサンゼルスへの切符を手にした。

 最初の相手はTeam Plusで、1試合目は22分、2試合目はわずか19分で勝利し、2-0と寄せ付けなかった。



 次の対戦相手のDemon Slayersは、ポジション4にZeusを選ぶという奇策により、この予選でQuincy Crewに土をつけた唯一のチームとなった。しかし“SumaiL”とその仲間たちは2-1でシリーズをものにし、準々決勝進出を決めた。

 決勝の相手は、敗者トーナメントでメキシコのTeam Xolotlを下して勝ち上がってきたDemon Slayerとの再戦となった。今回は一つの黒星を喫することもなく、わずか33分間で3連勝。圧倒的なプレーで『Dotaサミット11 マイナー』の椅子を確保した。

 なお、Quincy Crewは勝ち抜きを決めたものの、直後にエースのスメイル・“SumaiL” ・ハッサンが電撃退団を発表。チームに激震が走っている。

 『Dotaサミット11 マイナー』は11月7日から10日にかけて、ロサンゼルスのビヨンド・ザ・サミット・スタジオで開催される。出場チームは賞金総額30万ドルと、DPCポイント660、さらに『MDL成都メジャー』への出場権をかけて戦う。

READ MORE: NiP、EUチームとして『DOTAサミット11 マイナー』一番乗り