『The International 2020』を目指す戦いの火ぶたが切って落とされた。『2019-20 Dotaプロサーキット』の成都メジャーの地域予選が開催され、北アメリカではEvil Geniuses (EG)、Fighting Pepegas、J.Stormが本大会出場を決めた。

 EGの新メンバー、アベド・アゼル・“Abed”・ユソプとロマン・“RAMZES666”・クシュナレフのコンビはグループAを席捲し、EGは6戦全勝でグループAをフィニッシュ。2位にはJ.Stormが続いた。

 一方、ジャッキー・“EternaLEnVy”・マオが率いるFighting Pepegasは、スメイル・“SumaiL”・ハッサンとヤワル・“YawaR”・ハッサンのハッサン兄弟が率いるQuincy Crewと並び、グループB突破を決めた。

 準決勝でFighting PepegasはJ.Stormを2-0で下し、成都メジャーへの最初の切符を確保した。一方、EGの元キャリーであるクリントン・“Fear”・ルーミスが率いるJ.Stormは、3位決定戦に回ることに。

 もう一方の準決勝では、EGがかつてのチームのスター選手、SumaiLが率いるQuincy Crewを2-1で下し、こちらも成都メジャーへの出場権を獲得。

 


 3位決定戦ではJ.StormがQuincy Crewを2-0で圧倒。成都への最後の切符を手にした。これにより、ハッサン兄弟が成都メジャーへの出場権を得るには、『Dotaサミット11 マイナー』を勝ち抜くことが必要になった。

 成都メジャーは11月16日から24日にかけて行われ、賞金総額は100万ドルと、1万5000DPCポイントをかけて戦われる。予選を兼ねた『Dotaサミット11 マイナー』は11月7日から10日かけて行われる。

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