『リーグ・オブ・レジェンド世界選手権2019』は準々決勝の試合が行われ、ヨーロッパのG2 Esportsが韓国のDamwon Gamingを3-1で下し、準決勝へと駒を進めた。


ゲーム1

 G2は好スタートを切り、SyndraやJayceといったチャンピオンを使うと、ミッドタワーの下を守っていたDamwonのヘオ・“ShowMaker”・スーをあっさりと沈黙させた。

 ラスムス・“Caps”ボーレガード・ウィンザーはUnleashed Powerを使ってShowMakerをキルすると、G2は素早く小塔を二つ倒し、マップを支配していく。

 相手ネクサス内に残るタワーは一つという状況のなか、G2はDamwonのベース内に攻め込んで勝負を付けようと目論む。 Damwonの チョ・“BeryL”・ジョンヒとジャン・“Nuguri”・ハウォンが二人がかりでマルティン・“Wunder”・ノダール・ハンセンを攻撃するが、G2の残りのメンバーが救援に駆けつけてダブルキルを達成すると、残りのDamwonのメンバーも一掃し、ゲーム1をものにした。


ゲーム2

 ゲーム2ではDamwonが反撃に転じ、キルとゴールド獲得で優位に立つ。

 試合開始33分ごろにはバロンを巡って大乱戦が勃発し、DamwonはNuguriが最初の犠牲者となってしまうが、残りのメンバーがカウンターで応戦し、G2のメンバー4人をキルした。

 勢いに乗るDamwonはそのままG2陣内に総攻撃をしかけ、エースを獲得すると、G2のベースを制圧してシリーズを1-1の振り出しに戻してみせる。



ゲーム3

 追いつかれたG2はゲーム3ではより積極的にゲームを進めた。開始早々から3人がかりでDamwonのボットタワーにリスキーな攻撃をしかける。

 ルカ・“Perkz”・ペルコヴィッチとミヒャエル・“Mikyx”・メーレの二人が、突然現れたShowMakerに撃破されてしまうが、それでもマルシン・“Jankos”・ヤンコウスキとCapsが残りのDamwonのメンバーを一掃し、ボットレーンで3-2の局面を作り上げた。

 バロン・バフで優位に立つG2はDamwonのベースを制圧し、そのままゲームを締めくくろうとする。

 ベースを守るNuguri、キム・“Canyon”・ジョンブ、BeryLを破り、さらにJankosがトップジャングルにシン・“Nuclear”ジョンヒョンを引きつけるなか、G2のメンバーはShowMaker一人が守るDamwonのネクサスをあっさりと制圧し、シリーズで2-1とリードを奪う。


ゲーム4

 G2はゲーム4でもアグレッシブにしかけた。

 24分、WunderはBeryLを倒し、Damwonをメンバーを4人に減らす。Nugriが反撃を試みてCapsとPerkzに攻撃をしかけるが、ほとんどダメージを与えられない。

 PerkzはNugriのエスケープに対して素早く反応し、壁を通り抜けてキルを達成すると、撤退するNuclearをLast Breathとオートアタックでキルしてみせた。

 さらにG2はトップジャングルでのチームファイトも優位に進め、JankosがCanyonをキルし、さらにNugriを瀕死の状態に追い込んだ。

 このあとPerkzがNuguriにとどめを刺すが、DamwonのBeryLとNuclearがPerkzをキルし、両者の数は2-2となる。

 G2のWunderが見事なスキルを披露した結果、この状況を最終的に生き残ったのはG2のWunderとJankosで、二人はネクサスに攻め込んで勝利を決定付けた。

 勝利したG2は11月3日に行われる準決勝で、SK Telecom T1と対戦する。

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