『カプコンカップ』の競技終了後、『ストリートファイターV』のプロデューサーである小野義徳氏とプロレスラーのケニー・オメガがステージに登壇し、『ストリートファイターV:チャンピオンエディション』にセスが参戦すると発表した。

 セスは前作『ストリートファイタIV』のラスボスで、公開されたトレーラーによれば、今回は(セスの男性の肉体は前作のラストで破壊されたため)“女体化”して登場することが分かった。

 また、セスの二つのVスキルも公開された。丹田エンジンと丹田ブースターだ。丹田エンジンは相手のスキルをコピーできる技で、追加入力の丹田インストールが成功すれば、コピーした技を使用できるようになる。なお、一度コピーしたスキルは一度しか使うことができない。

 一方の丹田ブースターは既存の技の破壊力を増幅させるスキルだ。丹田ブースターを発動することで、セスはスクリーンの端から端まで一気にダッシュすることができる。ダッシュ中に既存の技を繰り出すと、通常より多くのダメージを対戦相手に与えることができる。



 このように変幻自在のプレースタイルを誇るセスだが、さらに2つのVトリガーを備えている。一つ目の丹田イグニッションの発動中は、必殺技に対して追加入力を行うと、そのまま別の技につなげることができる。これはコピーした必殺技でも繰り出すことが可能で、例えばケンの昇竜拳から、セスの必殺技につなげるといった、多彩な攻めを展開することができる。

 2つ目のVトリガーは丹田マニューバで、これは対戦相手を翻弄するエネルギー弾だ。セスはこのエネルギー弾を好きなタイミングで爆発させて、対戦相手を空中に持ち上げることができる。ブロックされても最大で9フレームのアドバンテージを得ることができ、その間にコンボを叩き込むこともできる。

 さらにクリティカルアーツの丹田ディストラクションもある。丹田ディストラクションを発動すると、丹田エンジンがオーバードライブ状態となり、そこから発生するエネルギー弾によって、対戦相手を壁まで吹き飛ばすことができる。また、VトリガーIの発動中は、もう一体のセスが召喚され、両サイドから対戦相手を挟み込んで大ダメージを与える「丹田エクストリーム」を発動することができる。

 セスは2020年2月14日から『ストリートファイターV:チャンピオンエディション』で使用可能になる。

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