現在『ザ・インターナショナル』を二連覇中の『Dota2』の強豪OG Esportsが、“OG Seed”というセカンドチームを結成したことを発表した。今季の『Dotaプロサーキット(DPC)』には二つめのメジャー大会に参戦する予定だ。

 OG Seedは四人のヨーロッパ出身選手と一人のアメリカ人ベテラン選手で構成されており、ラスムス・“Chessie”・ブロムディン、オマル・“Madara”・ダバチャック、 ピートゥ=エルメリ・ “Peksu”・ヴァータイネン、アンドレアス・ペール・“Xibbe”・ラグネマルム、そしてザカリ・“Zfreek”・フリードマンといった面々が所属している。

 彼らのコーチはメジャー3戦目まで休養を取っているOGのメインメンバーが務める。



 このOGの発表は、過去の強豪チームのセカンドチーム結成を想起させる出来事だ。かつてはメインチームと並行してセカンドチームをDPCに出場させたチームがあり、2012年のLGD、2014年のNatus Vincere、そして2017~18年にはVici GamingがStormとThunderという2チームを送り込んだ例がある。

 なお、現在のDPCのルールでは同一組織から二つのチームは出場できないため、Seedはメインチームが欠場中のメジャー第2戦のみの出場となる。このため、今回のセカンドチーム結成の目的は、選手の育成と人材発掘が目的とみられている。

OG Seedのメンバー

ラスムス・“Chessie”・ブロムディン
オマル・“Madara”・ダバチャック
ピートゥ=エルメリ・ “Peksu”・ヴァータイネン
アンドレアス・ペール・“Xibbe”・ラグネマルム
ザカリ・“Zfreek”・フリードマン

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