北アメリカのプロゲーミングチームBeastcoastが、南アメリカのTeam Anvorgesaを獲得した。

 Team AnvorgesaはDota2の『The International2019(TI9)』で、南アメリカのチーム史上初めてトップ8の成績を収めた。彼らはその過程でKeen GamingやNewbeeといった強豪相手に金星を挙げている。

 チームのなかで傑出したパフォーマンスを披露したのはエクトル・アントニオ・“K1 Hector”・ロドリゲス、ジャン・ピエール・“Chris Luck”・ゴンサレス、エルビス・Scofield”・デラクルス・ペーニャの3人。これまで南アメリカのチームではみられなかったアグレッシブかつ秩序立ったスタイルで、旋風を巻き起こした。

 Beastcoastのグラント・ジンCEOは「AnvorgesaにはTI9から注目していた。ステージに立つ前から彼らは際立っていたね。彼らがDPCのシーズンを通してみせた成長と、勝利への意志こそが、我々の組織がプロモートしたい思った要因だ。これは自然な動きだった。今季は大きな波を引き起こしたいね」と声明を発表。



 一方、Anvorgesaのキャプテンであるステーィブン・“Stinger”・バルガスは「我々が情熱と競争力において共感する組織と一緒に、TI10に向けた『Dotaプロサーキット』の戦いを始めることができてとてもうれしい」とコメントした。

 新チームは10月5日から10日にかけて行われる、成都メジャー大会の南米予選でお披露目される。

2019-20のDPCに向けたBeastcoastのラインアップ

1:エクトル・アントニオ・“K1 Hector”・ロドリゲス
2:ジャン・ピエール・“Chris Luck”・ゴンサレス
3:アドリアン・“Wisper”・セスペデス・ドブレス
4:エルビス・Scofield”・デラクルス・ペーニャ
5:ステーィブン・“Stinger”・バルガス