ユン・“LowHigh”・スンウンは先週末、『ベルリン鉄拳クラッシュ2019』で優勝し、自らのコレクションに新たなトロフィーを加えた。

 グランドファイナルでLowhighはイギリスのケイン・“Kaneandtrench”・ハートフィールドと対戦。Lowhighは最も信頼を置くシャヒーンを使い、Kaneandtrenchはニーガンで迎え撃った。

 Lowhighはゲーム1で力強いスタートを切り、レイジドライブからのスライディングでラウンド1をものにする。

 Lowhighはゲームを支配し続け、立ち技からのカウンター2発でケインのニーガンを楽々と打ち破った。

 迎えたゲーム2、ケインは元々得意としている吉光に切り替えた。ラウンド1ではLowhighのレイジドライブをかいくぐって、スクリューキックで先勝した。

 ところがLowhighもすぐさま対応し、プレッシャーをかけ続ける。最終ラウンドでは素早いコンボと下段攻撃でケインのライフを削り取った。



 ゲーム3もLowhighが2ラウンドをあっさりと制し、勢いは続くと思われた。しかしケインも確実に打撃を当て続け、ラウンド3をものにした。

 それでも流れを逆転することはできず、Lowhighはケインのアッパーをかわすと、飛び蹴りのコンボで試合を制した。

 このチャレンジャーイベントの勝利によって、Lowhighは賞金500ドルと鉄拳ワールドツアー(TWT)の500ポイントを手にした。世界ランキングでは3位に入っている。

 2位のKaneandtrenchは賞金250ドルとTWTポイント100を手にし、ランキング23位に浮上した。

 次のTWTのイベントは日本開催の『東京マスターズ』で、10月26日から27日にかけて開催される。

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