キム・“JDCR”・ヒョンジンが優勝を遂げた『エレクトリック・キャンセル2019 鉄拳チャレンジャー・イベント』には、アメリカ屈指の鉄拳プレイヤーが集結した。

 ここではカリフォルニアの地で披露された好プレーの数々を紹介する。


Rest vs Acumajor (勝者トーナメント 準決勝)

 パク・“Rest”・チャンソプはハンセル・“Acumajor”・ヤンを相手にアメイジングなラウンドを披露。彼のファランを相手に触れさせることなく、アッパーから壁際のキックコンボを炸裂させてパーフェクトでラウンドを締めくくった。


JimmyJTran vs RunItBlack (敗者トーナメント トップ8)

 ジミー・“JimmyJTran”・トランはアヴェリー・“RunItBlack”・コブエンティンとの接戦を制した。RunItBlackは見事なコンビネーションでJimmyTranをKO寸前まで追い詰めたが、JimmyJTranはそこから電撃的なコンボを命中させた。


JimmyJTran vs Acumajor (敗者トーナメント 準々決勝)

 ブライアン同士のミラーマッチとなった一戦、JimmyTranは自身が世界最強のブライアン使いであることを証明した。

 キックの4連発で壁際に追い詰め、相手のライフの半分を削ると、Acumajorはジャンプキックで状況を打開しようとするが、JimmyTranはジャンプした瞬間をとらえてコンボを叩き込み、見事なパーフェクトを達成した。



Speedkicks vs JeonDDing (敗者トーナメント 準々決勝)

 この顔合わせでスティーブン・“Speedkicks”・スタッフォードはジオン・“JeonDDing”・サンヒョンを相手に持久戦を挑んだ。

 Speedkicksは壁際でのコンボとレイジアーツでJeonDDingをライフ残りわずかまで追い詰めると、あと一発で仕留められるという状況のなか、慎重に相手の攻撃オプションが尽きるのを待ち、ストレートの一発で沈めた。

 一方、カポエイラの名手エディを使うUYU所属のJeonDDingは、ダンスのような動きで相手を翻弄した。壁際でコンボを叩き込むと、鮮やかなパーフェクトでラウンドを締めくくった。


JDCR vs Rest (勝者トーナメント 決勝)

 JDCRは平八を使って、この勝者トーナメント決勝で自らの力を存分に知らしめた。アッパーからの雷神拳で壁際へと追いやると、Restがリカバーして反撃をしようとした矢先、ローキックを叩き込んでパーフェクトを達成した。


JeonDDing vs JimmyJTran (敗者トーナメント 準決勝)

 結果的にはJimmyJTranが試合を制するが、JeonDDingはラッキー・クロエで見事なラウンドを披露した。

 カウンターを命中させると、このUYUの猛者は壁際で素早いコンボを炸裂させた。ライフのアドバンテージを握りながら、JeonDDingは飛び蹴りを連続で当てると、最後は中段蹴りで勝負を決めた。


Rest vs JimmyJTran (敗者トーナメント 決勝)

 RestがJimmyJTranとの駆け引きを制した。弱打撃で突き合ったあと、Restは蹴りを命中させてJimmyTranを壁際に飛ばした。

 さらに相手が立ち上がったタイミングでバックスタンスに切り替え、JimmyTranがニュートラルのガード体勢を取るなか、Restはすぐさま投げ技でノックアウトしてみせた。

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