『ESL One ロサンゼルス・メジャー』はヨーロッパ地区の予選が行われ、チーム・シークレット、OG、ニンジャス・イン・パジャマズの3チームが勝ち抜きを決めた。

 シークレットとOGが予想に違わぬ圧倒的なパフォーマンスを披露して突破を決めた一方、NiPは大方の予想を覆して三つ目の席を確保した。


 『ドリームリーグ・シーズン13:ライプチヒ・メジャー』の王者シークレットはパーフェクトな内容で予選を乗り切り、次の『ESL One ロサンゼルス・メジャー』でも優勝候補に筆頭であることを証明してみせた。

 シークレットはグループAでOG・シード、ヴァイキン・GG、ニグマ・Eスポーツ、アグレッシブ・モードを打ち破り、プレーオフ準決勝でNiPと対戦した。

 ここでもシークレットはNiPを寄せ付けず、2-0で圧勝。ヨーロッパ地区からLAメジャーへ一番乗りを果たした。メジャーのディフェンディングチャンピオンはゲーム2で驚きの作戦に出て、コアにリキとミーポを選択。この奇策が功を奏し、わずか22分で試合を締めくくった。



 一方、オープン予選を勝ち抜いてきた世界王者OGは、予選を席捲し、あっさりと二つ目のスポットを確保した。

 まずはグループステージでアライアンス、NiP、チーム・シンギュラリティをスイープすると、チーム・リキッド戦は引き分けに終わったものの、7勝1敗の好成績を収めて首位でグループを突破。プレーオフ準決勝でアグレッシブ・モードと対戦した。

 OGはアグレッシブ・モードを圧倒し、ゲーム1を32分で制すると、ゲーム2はわずか26分でものにし、あっさりとロサンゼルスへの切符を手にした。


 一方、3位決定戦にはニグマ・Eスポーツ、アライアンス、チーム・リキッドといった強豪を抑え、アグレッシブ・モードとNiPが登場。今予選のダークホース同士が、メジャーへの出場権をかけて激突した。

 この対決に勝利したのはNiPで、アグレッシブ・モードを2-0で一蹴。ロサンゼルスへの三つ目の切符を手に入れた。NiPの今季のメジャー出場は、LAメジャーが初めてとなる。

 チーム・シークレット、OG、ニンジャス・イン・パジャマスの3チームは、3月に開催される『ESL One ロサンゼルス・メジャー』にて、賞金総額100万ドルと1万5000DPCポイントをかけて戦うことになる。

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