新型コロナウィルスの感染拡大により延期となっていた『ESL One ロサンゼルス・メジャー』の中国予選が行われ、インビクタス・ゲーミング、ロイヤル・ネバ―・ギブアップ、EHOMEの3チームがメジャー出場を決めた。

 ヴィシ・ゲーミングが休養に入っており、さらにPSG.LTDが2大会連続でオープン予選敗退の憂き目に遭うなか、上記の経験豊富な3チームが中国を代表することになった。


 インビクタス・ゲーミングはアベンジャーズ、ルッキング・フォー・スマイル、EHOMEを下し、7勝1敗の成績でグループAを突破。準決勝でチーム・アスターと対戦することになった。

 インビクタス・ゲーミングはプレーオフでチーム・アスターを圧倒した。次々とチームファイトを制して終始優勢に立ち、2-0でアスターをスイープした。



 ロイヤル・ネバ―・ギブアップもグループステージで見事なパフォーマンスを披露した。こちらも7勝1敗と好成績を収め、その過程でCDEC、ニュービー、ブレイズに勝利した。ロイヤル・ネバ―・ギブアップはメジャー出場をかけ、準決勝でEHOMEと対戦した。

 プレーオフでロイヤル・ネバ―・ギブアップはEHOMEを2-0で下し、ロサンゼルス・メジャーへの出場を決めた。ポジション1にリキを起用する奇策を用いて、EHOMEを翻弄してみせた。


 一方のEHOMEはグループステージでキーン・ゲーミング、ルッキング・フォー・スマイル、アベンジャーズを下したが、インビクタス・ゲーミングに敗れてグループAは2位での突破となった。

 EHOMEはプレーオフ準決勝ではロイヤル・ネバ―・ギブアップの前に敗退。しかしチーム・アスターとの3位決定戦では見事に巻き返してみせた。

 EHOMEはチーム・アスターを相手に2つの逆転勝利を収め、ロサンゼルスへの切符を手にした。ゲーム2はチェン・“NothingToSay”・ジンシャンのメデューサが二度のディヴァイン・レイピアーを披露し、土壇場で勝利を奪った。

 インビクタス・ゲーミング、ロイヤル・ネバ―・ギブアップ、EHOMEの3チームは、3月15日から22日にかけて開催される『ESL One ロサンゼルス・メジャー』にて、賞金総額100万ドルと1万5000DPCポイントをかけて戦うことになる。

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