『WeSave!チャリティ・プレー』は北アメリカ地区の決勝が行われ、イーヴル・ジーニアスズがアルケミストを使った熟練の技を披露し、CR4ZYを3-1と圧倒して大会を制覇した。


 イーヴル・ジーニアスズはゲーム1でアルトゥール・“Arteezy”・ババエフがアルケミストを選択。一方、CR4ZYは終盤戦重視の戦術で、オリヴァー・“skiter”・レプコがファントム・ランサーを選択したほか、ユーティリティなヒーローで脇を固めた。

 CR4ZYはArteezyのファーム能力を抑えることができず、これによってSkiterのファントム・ランサーはアルケミストを相手に序盤で大きなゴールドの差をつけられてしまう。結局、Arteezyはゲーム1の27分までにSkiterを相手に2倍のネットワースを叩き出した。

 イーヴル・ジーニアスズはこのあと、Arteezyがダイア・ファウンテンにダイブするなど、圧倒的な試合運びを披露した。一方のSkiterは一人で相手のヒーローを相手にしなければならなかった。


 ゲーム2でイーヴル・ジーニアスズはArteezyにレイス・キングを選択した。CR4ZYはそれに対抗するため、Skiterにアンティ・メイジを選択した。

 試合の主役となったのはイーヴル・ジーニアスズのアンドレアス・“Cr1t”・ニールセンで、試合を通して効果的にサイレンスを使い続けた。試合を決定づけたのはArteezyの
2回の攻撃で、これによってSkiterのアンティ・メイジをキルし、CR4ZYを窮地へと追い込んだ。

 CR4ZYはラディアントベースに攻め込まれ、3人のヒーローでこれを守ること強いられたが、結局アンティ・メイジが再びキルされてしまった。



 ゲーム3でCR4ZYはのハスカーとオラクルの戦術に敗れたイーヴル・ジーニアスズは、ゲーム4に向けて再びArteezyがアルケミストを選択。今回はチームのコーチであり、代理選手として出場しているカニシュカ・“BuLba”・ソサーレのダーク・シーアとコンビを組ませた。

 序盤にペースを握ったのはCR4ZYで、エリア・オブ・エフェクトを効果的に繰り出し、イーヴル・ジーニアスズを大いに苦しめた。

 しかしArteezyが「ハート・オブ・タラスケ」をファームすると、イーヴル・ジーニアスズは撤退するCR4ZYのヒーローたちをキルし、ゲームの主導権を奪い返すことに成功する。

 Arteezyはそれからアビッサル・ブレイドとアサルト・クイラスを手にし、ダイア・スクワッドを一掃した。イーヴル・ジーニアスズは総力戦となったダイアベースの外でのチームファイトを制し、シリーズを締めくくった。

 イーヴル・ジーニアスズはは3-1でシリーズを制し、『WeSave!チャリティ・プレー』の北アメリカ地区のチャンピオンに輝いた。

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