『ドリームリーグ・シーズン13:ライプチヒ・メジャー』のグループステージ1日目の試合が行われ、TNCプレデターのキム・“Gabbi”・ビジャフエルテは、フェイスレス・ヴォイドを使って見事なクロノスフィアを3度にわたって披露した。


 Gabbiは12分のチームファイトで一発目のクロノスフィアを繰り出す。TNCのオフレイナー、ダミエン・“kpii”・チョクをキルして勢いに乗るニグマ・Eスポーツを相手に、ジャストタイミングでアルティメットを炸裂させ、一気に4人のヒーローをキルしてペースを手繰り寄せる。

 さらにGabbiはこのあと、相手が複数でなくともクロノスフィアを効果的に使えることを証明してみせた。この場面ではニグマのキャリー、アメル・“Miracle-”・アルバルカウィをキルし、相手の本拠地に楔を打ち込んだ。

 Gabbiの最後のクロノスフィアは、棺桶に釘を打ち込むような決定的な一撃となり、ニグマのヒーローを3人まとめてキルし、相手から降参の二文字を引き出した。


 なお、試合はGabbiの大活躍にも関わらず、TNCがニグマに1-2で敗れた。アリウィ・“w33”・オマルがアウトワールド・デヴォウアーを使って傑出したパフォーマンスを披露し、ニグマを勝利へと導いたのだ。

 TNCはアッパーブラケット進出への望みをかけ、2日目のルーザーズマッチでチーム・アスターと対戦する。

READ MORE: 【Dota2/ライプチヒ・メジャー】賞金、出場チームなど大会について知っておくべきこと