『ONE Eスポーツ Dota2 ジャカルタ・インビテーショナル』の地域予選がクアラルンプールのサンウェイ・ピラミッドで開催され、招待チームのリアリティ・リフトがベトナム・オンライン予選を勝ち上がった496・ゲーミングと対戦した。
ゲーム1
リアリティ・リフトはマグナス、エンバー・スピリット、レギオン・コマンダーのバランス重視のラインアップを選択した。
一方、496・ゲーミングはファントム・ランサーをサポートするため、ユーティリティ性に優れたヒーロー選択を行った。相手のエンバー・スピリットをカウンターするために、最後はミドルレーンにサイレンサーを選択した。
リアリティ・リフトは496・ゲーミングがファントム・ランサーのオンラインを進める間に、力強いスタートを切ってレーニングフェイズを制してみせた。
両チームともチームファイトを制するためにあらゆる手を尽くし、バイバックも遠慮なく行使していった。496はリアリティ・リフトの積極的な攻撃に対してカウンターをしかけ、展開を五分に戻すことに成功する。
しかしゲームが進むにつれて、496・ゲーミングにはリアリティ・リフトを自陣から追い返すだけの攻撃力が備わっていないことが判明していく。トリン・ファン・“358”・トーのサイレンサーはアルティメット“グローバル・サイレンス”を使ってリアリティ・リフトのガンクを遅らせることに成功するが、それも時間稼ぎにしかならなかった。
リアリティ・リフトはゆっくりとマップの主導権を取り戻していき、トローン・クオク・“Killua”・ニギアのファントム・ランサーのファームを阻んでみせた。
ヒュー・テック・“AlaCrity”・ユンのエンバー・スピリットは、ブラックキングバーを使って496のグローバル・サイレンスを無効化すると、このあと敵のバックラインを突いて、相手のサポートヒーローを根絶やしにした。
リアリティ・リフトはゴールドのリードを20Kに広げ、40分で勝利を手にした。
ゲーム2
ゲーム2で両チームは引き続き同じ戦術を選択し、496が再びファントム・ランサーを選択した一方、リアリティ・リフトはコアにマグナスとエンバー・スピリットを選択した。
ゲーム1と同じく、リアリティ・リフトがレーニングフェーズで圧倒した。ウォン・“NutZ”・ジェン・イがオラクルを使って見事なセーブの数々を披露し、チームファイトの勝利に大いに貢献した。
アンドリュー・“Drew”・ハリムのマグナスはファームに成功し、496のトップのヒーローに対して5000ゴールドのリードを奪っていた。リアリティ・リフトはそのアドバンテージを活かそうとするが、496を一掃できず、逆にラディアント・ベース内でKilluaのファントム・ランサーに一体ずつキルされていってしまう。
496はこのままカウンターアタックをしかけ、逆転でゲーム2を制して勝敗を五分に戻した。
ゲーム3
ゲーム2で1万7000ゴールドのリードをひっくり返されたリアリティ・リフトは、ゲーム3ではファントム・ランサーを使用禁止にし、自軍コアにトロール・ウォーロード、シャドウ・フィーンド、オムニナイトを選択した。
一方の496は同じ戦術を取ったが、ファントム・ランサーの代わりにメデューサを選択した。チームは引き続きミドルレーンのリキ、サポートにニックス・アサシンというセオリーにないドラフトを行った。
レーニング・フェーズはまたもリアリティ・リフトが制し、今回はリー・コン・“kYxY”・ユンがネットワース・チャートでトップに立った。
リアリティ・リフトは同じ失敗を繰り返さないために、素早く496のラディアント・ベースに攻め込んだ。
トロール・ウォーロードがイージス・オブ・イモータルを手にし、さらにkYxYが“ヘヴンリー・グレイス”を繰り出してくるなか、496はダイアチームのヒーローを押し返すことができなかった。
リアリティ・リフトはラディアント・ベースの外にとどまり、496に反撃の余地を与えなかった。ラヴダン・“Hustla”・ナルマンダクのクロックワークは“ゴッドライク”を使って試合を支配し続けた。
ゴールドのアドバンテージを2万6000に広げたリアリティ・リフトは、ここで一気に496のベースに攻め込んだ。
496はメデューサが終始インパクトを残せず、さらにバイバックも尽きてしまい、リアリティ・リフトが自陣を蹂躙するのを指をくわえて眺めるしかなかった。
2-1でシリーズを制したリアリティ・リフトは、『ONE Eスポーツ Dota2 ジャカルタ・インビテーショナル』の地域予選のアッパーブラケット決勝へ駒を進めた。
アッパー決勝では、シグナル・ウルトラとMSチョンブリの試合の勝者と対戦する。
一方、496・ゲーミングはロワーブラケット準決勝に回り、シグナル・ウルトラvsMSチョンブリの試合の敗者と一発勝負で対戦する。
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