2019-20の『Dotaプロサーキット』のメジャー第1戦、『MDL成都メジャー』が開幕を迎え、グループDは地域予選で敗退しながらも、『Dotaサミット11マイナー』を勝ち抜いてきたInvictus Gaming (IG) がトップの席を確保し、プレーオフのアッパーブラケット進出を決めた。


グループD開幕戦:IGがBeastcoastを2-0でスイープ!

 ゲーム1、IGはのレーニングステージでリードを奪うと、そのままの勢いで突っ走った。Beastcoastも粘りをみせたが、チームファイトで上回ったIGが37分で相手をギブアップに追い込んだ。

 続くゲーム2、序盤はBeastcoastが優位に展開するが、IGはNightstalkerがAghanim’s Scepterをファームすると、徐々に流れを引き寄せていく。BeastcoastはViperの影響力が徐々に弱まった結果、IGがそのままスイープでシリーズをものにした。


グループD開幕戦:J.StormがGambit Esportsに2-1で勝利!

 北アメリカのJ.StormとCISのGambit Esportsの一戦。Gambitはレーニングステージで勝利を収めると、そのままの勢いで押し込み、J.Stormの中盤戦用のラインアップもこれに対抗できない。Gambitはここまで今大会最短の15分でゲームをものにした。

 ゲーム2も同じような立ち上がりをみせたが、今度はJ.Stormが中盤戦で盛り返し、効果的な攻撃をヒットさせてシリーズを1-1のタイに持ち込む。

 そしてシリーズの行方を決めるゲーム3、J.StormはNightstalkerがAghanim’s Scepterをファームすると、その流れを手放さずに25分で試合を制した。



グループDアッパーブラケット:IGがJ.Stormを2-0で圧倒!

 ゲーム1、IGはレーニングステージで優位に立つと、そのままリードを積み上げて、NightstalkerがAghanim’s Scepterをファームする。一方のJ.Stormも48分に一時逆転するが、59分にはIGがチームファイトの勝利でこれをひっくり返し、62分で接戦を制した。

 続くゲーム2、IGは相手のMorphling-Earthshakerのコンビが猛威をふるう前にその芽を摘んでしまうと、わずか23分で勝利を収めた。

 IGはTNC Predator、Vici Gaming、Team Liquidに続いてプレーオフのアッパーブラケットへの進出を決定。J.Stormは翌日、BeastcoastとGambitの勝者とアッパーブラケット進出をかけて対戦する。

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