Riotが『ヴァロラント』用に開発している最新鋭のチート対策システム「Vanguard」に関しては、その有効性や選手のプライバシーへの懸念といった点で大きな注目が集まっていた。

 RiotではそのVanguardについての詳細な説明をブログに投稿した。

 セキュリティチームが、チート行為と戦うことで競技の公平性を守る姿勢を表明するとともに、Vanguardの仕組みについて詳しく語っている。

 Vanguardはクライアント、ドライバー、プラットフォームの3つのコンポーネントで構成されるとのことだ。Vanguardのクライアントは、ドライバーが認識されていなければそのマシンが信頼できるとはみなさない。そして信頼できるとみなされたマシンでなければ『ヴァロラント』をプレーすることはできない。

 セキュリティチームは、カーネルモード(システムモード)におけるドライバーコンポーネントについてプレイヤーたちが指摘したあらゆる問題点や、PC起動直後から作動することによるプライバシー面への懸念にも耳を傾けたと述べている。

 「チート対策ソフトウェアがユーザーモードでしか起動しないようでは、より高い権限レベルで作動するチートへの対応力は不十分になる恐れがある」とチームは説明。「Vanguardは現行の『リーグ・オブ・レジェンド』のチート対策システム以上に個人情報を収集したり利用したりすることはない」とも付け加えている。

 Riotはまた、チート対策システムの脆弱性発見者を募る「Vanguardバウンティ・オポチュニティ」プログラムも打ち出した。プレイヤーたちの安全性を守るため、Vanguardのカーネルドライバーの脆弱性を示す質の高い報告が寄せられた場合には賞金最大10万ドルを提供するとのことだ。

 バウンティプログラムには様々なカテゴリーやサブカテゴリーが設けられており、セキュリティチームが「HackerOne」上の投稿で詳細を説明している。賞金の授与はRiotの判断により決定されることになる。