アメリカの『カウンターストライク:グローバルオフェンシブ(CS:GO)』プロ選手、ライアン・“freakazoid”・アバディールとジョーダン・“Zellsis”・モンテムーロの2人が『カウンターストライク』を引退し、『ヴァロラント』に転向することを発表した。
2人が最後に所属していたのはスウォール・パトロール。freakazoidの弟であるオースティン・“Cooper-”・アバディールと、エドガー・“MarKE”・マルドナード、ヴィクター・“food”・ウォンとともにプレーしていた。チームのメンバーは3月初旬にeUnitedからリリースされたロスターにより大幅に入れ替えられていた。
Zellsisは自身のツイッターアカウントで投稿した発表の中で、スウォール・パトロールが団体としてサポートを保証できないことが『ヴァロラント』への転向に影響したと述べている。
「皆さんもご存知のように、僕らはプレーする団体をしばらく探し続けていた。現在のパンデミックの中でそれが実現する可能性は非常に低そうだ。今のCSシーンには、下位レベルまでをカバーできるだけの十分な団体が存在しておらず、支援の約束もまったく得ることができない。ここまで書いたことで予想できると思うが、これからはヴァロラントをプレーしていく。この決断までには少し時間が必要だったが、未来に向けてベストな選択であることを願いたい」とZellsisは記した。
「人生の中では古い物を捨てて新しい物に進んでいかなければならない時もある。僕はCSをやめてヴァロラントをプレーしていく。世界の舞台で戦うチームの一員になり、世界中のチームと勝負するのが楽しみだ」とfreakazoidも発表を行っている。
Zellsisは2016年以来『CS:GO』のプロとしてプレーし、ラザルス・Eスポーツやチーム・シンギュラリティーなどで狙撃手を務めてきた。スウォール・パトロールではキャリアの中で4度の在籍期間を過ごした。
一方freakazoidは2010年から2012年までの『カウンターストライク:ソース』の時期から狙撃手やゲーム内リーダーとしてプロレベルでプレー。2012年7月にチーム・ダイナミックに加入して『CS:GO』に移り、その後はクラウド9やエコー・フォックス、ゴースト・ゲーミングなどのチームでプレーしたほか、スウォール・パトロールには3回在籍した。
『ヴァロラント』はまだクローズドベータの段階から1ヶ月あまりが過ぎたところだが、このゲームへの期待は大きく高まっている。トップレベルのEスポーツに上り詰めるのはまだ先のことだとしても、『CS:GO』や『Apex Legends』、『オーバーウォッチ』など他のシューティングゲームの大物選手たちがすでに『ヴァロラント』に転向し、誕生したばかりのコンペティティブシーンで力試しをスタートさせている。