Nianticの大人気モバイルアプリ『ポケモンGO』のAR(拡張現実)機能がさらに進化! 「ARブレンディング」と呼ばれる新機能が実装された。

 「ARブレンディング」では、ポケモンと現実世界のオブジェクトを今まで以上に現実っぽく組み合わせることが可能。ポケモンの一部、あるいは全部を環境内のオブジェクトの裏へ隠すことができる。他のARプログラムでも用いられている技術であり、一般に「オクルージョン」と呼ばれるものだ。

 「ARブレンディング」はまず一部のAndroid端末でリリース。Samsung Galaxy S9、Samsung Galaxy S10、Google Pixel 3、Google Pixel 4が対応端末となる。

 AR機能の向上の一環として、Nianticは「ポケストップスキャン」の実装も計画している。ゲーム内のポケストップやジムを配置した3Dマップの作成の大きな助けとなるものだ。

 Nianticのデベロッパーアップデートによれば、「ポケストップスキャン」を用いることでトレーナーたちはポケストップやジムのある現実世界の場所の30秒動画を「可能な限り多くの角度から」撮影しアップロードすることができる。この機能は6月初旬に追加され、まずはレベル40以上のプレイヤーが使用可能となる。

 「ARのインタラクティブ性を向上させ、プレイヤーたちにとって大事な場所を共有できるようにすることで、皆さんが探検したいと思うような特別な世界のマップを創造したい」