『マリオカート ツアー』が轟くスタートを切った。

 任天堂の人気レースゲームのスマートフォン版は、すでに2000万回を超えるダウンロードが行われており、100万ドル以上の収益を上げている。

 Apple AppストアとGoogle Playストアの両方をカバーした、『マリオカート ツアー』の膨大なダウンロード数は、モバイルゲームのデータサイトであるSensor Towerによるアプリの追跡統計の一部から割り出されている。これはマリオシリーズにとって最高のパフォーマンスとなったスマートフォンのゲームとなる。

 Sensor Towerによれば、なんとかユーザーから100万ドルの収益を記録することができたものの、まだゲーム本編で収益を上げ始めるのは遅くなるだろう、と考えられている。これはパブリッシャーであり、共同開発を行ったDeNAがシーズンパスを実験したいためだという。シーズンパスには無料のサブスクリプションのある、ユーザーのバンドルの試用も含まれるという。



 
 Sensor Tower の現在のデータによれば、多くのユーザーが3.99ドル(※日本円で月額550円)のゴールドパスを選んだことを示している。これはゴールドチャレンジ、ゴールドギフト、そして200ccエンジンなど、二週間の無料トライアルも含まれたものだ。無料の期間が終わると、パワーアップしたエンジンなどボーナスコンテンツの一部が削除される。ただし、期間限定イベントから獲得した報酬は取り消されない。

 『マリオカート ツアー』は始まって間もないが、 Sensor Towerはゲームの収益化モデルをより理解するため、多くのデータを分析する必要があるという。結局のところ、課金コンテンツと無料コンテンツの組み合わせなのだ。