2月に『リーグ・オブ・レジェンド』の『ミッドシーズン・インビテーショナル』の延期を発表していたRiot Gamesが、大会の開催を7月とすることを改めて発表した。

 開催地についてはまだ明らかにされておらず、Riot Gamesは『新型コロナウイルスの感染拡大が旅行業界をはじめ、あらゆるスポーツ・エンターテインメントのライブイベントに影響を与えたことを考慮し、開催地についてはあらゆる可能性を検討する」とした。

Credit: Riot Games

 また、現在開催中の各プロフェショナル・リーグへの影響を最小限に抑えるために、Riot Gamesはサマー・スプリットの開催を前倒しにして、『ミッドシーズン・インビテーショナル』より前に開催することを発表している。

 各地域のサマー・スプリットの開幕日は下記の通り。

  • オセアニア・プロリーグ(OPL) / 5月15日
  • ベトナム・チャンピオンシップ・シリーズ (VCS) / 5月15日
  • リーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンシップ・シリーズ (LCS) / 5月16日
  • トルコ・チャンピオンズ・リーグ (TCL) / 5月16日
  • リーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンズ・コリア (LCK) / 5月20日
  • リーグ・オブ・レジェンド・ヨーロッパ・チャンピオンシップ (LEC) / 5月22日
  • カンペオナート・ブラジレイロ・リーグ・オブ・レジェンド (CBLOL) / 5月23日
  • リーグ・オブ・レジェンド・プロリーグ (LPL) / 5月23日
  • パシフィック・チャンピオンシップ・シリーズ(PCS) / 5月30日
  • ラテン・アメリカ・リーグ(LLA) / 5月30日
  • リーグ・オブ・レジェンド・ジャパン・リーグ(LJL) / 5月31日
  • リーグ・オブ・レジェンド・コンチネンタル・リーグ(LCL) / 6月6日

 新型コロナウイルスは各メジャーリーグのスプリング・スプリットの開催に大きな影響を与えており、中国のリーグ・オブ・レジェンド・プロリーグは長い延期を経てようやく3月9日にオンラインで開幕したばかりで、韓国のリーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンズ・コリアはラウンド1終了後に無期限の延期に入る予定となっている。



 LECのスプリング2020のファイナルズの開催地は、すでにベルリンからハンガリーのブダペストへ変更となっており、より小規模なLECスタジオで開催されることになっている。

 サマー・スプリットの開催が前倒しになった関係で、スプリング・スプリットとサマー・スプリットの間の中断期間は、例年より大幅に短いものとなった。このため、『ミッドシーズン・インビテーショナル』に出場するチームは、大会に出場する直前にサマー・スプリットを戦う必要が出てきた。

Credit: Aloysius Low/ONE Esports

 『ミッドシーズン・インビテーショナル』の2019年大会はアジア3都市で開催され、プレーイン・ステージはホーチミン、グループステージはハノイ、ノックアウトステージは台北で開催された。

 Riot Gamesはまた、サマー・スプリット中に開催されていた国際大会『リフト・ライバルス』は、大会そのものが中止になったと発表した。この決断は、チームや選手の意見を参考にして下したという。

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