今季の『Dotaプロサーキット(DPC)』のメジャー第2戦、『ドリームリーグシーズン13:ライプチヒ・メジャー』への3つの出場枠をかけて、中国最高の10チームが激突した。前回の『MDL成都メジャー』の予選と同じく、出場10チームは二つのグループに組み分けられ、2戦先勝のリーグ戦形式で対戦した。

 グループAにはEHOME、Vici Gaming、Look For Smile、Newbee、Dark Knightが入った。7勝1敗と目覚ましいプレーを披露したEHOMEが首位で突破し、6勝2敗のVici Gamingは2位での通過となった。

 一方のグループBにはTeam Aster、Invictus Gaming、CDEC Gaming、Royal Never Give Up、Reviveが入った。Team Asterが6勝2敗の成績を収めてトップで通過し、5勝3敗のInvictus Gamingは辛くも2位での突破となった。


Vici GamingがTeam Asterを2-0と圧倒!

 中国で最初に『ライプチヒ・メジャー』への切符を手にしたのは、Team Asterを相手に危なげなく二つの勝利を奪ったVici Gamingだった。

 ゲーム1では、Vici GamingのNight StalkerとKeeper of the Lightのコンビが、チームファイトでTeam Asterを圧倒。シャン・“Eurus”・チェンジュンは終始ダイアベースのヒーローたちを翻弄し、チームにシリーズ先勝をもたらす。

 続くゲーム2、序盤好調だったTeam Asterだったが、終盤戦でボロが出てしまう。彼らの選択したBrewmasterはゲームにインパクトを与えることができず、さらにMorphlingはVici Gamingのヒーローたちに十分なダメージを与えることができなかった。


Invictus GamingがEHOMEに2-1で勝利

 『ライプチヒ・メジャー』への出場を決めた2つ目のチームは、Invictus Gamingだった。『Dotaサミット11』の王者は、Roshan Pitでのチームファイトを制し、第3戦にまでもつれ込んだEHOMEとの死闘を制した。



Team AsterがEHOMEに2-0で勝利

 『ライプチヒ・メジャー』への最後の切符を手にしたのは、EHOMEを2-0と圧倒したTeam Asterだった。Team AsterのDragon KnightとGyrocopterは、EHOMEのLycanとSvenのラインアップを見事に封じてみせた。

 Team Asterは2連勝と危なげなくシリーズを制した。なかでもリン・“Xxs”・ジンはPuckを使ってゲーム2で目覚ましい活躍をみせ、7つのキルと15のアシストを記録し、自らは1回も命を落とすことなくゲームを終えた。

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