『ドリームリーグ・シーズン13』の東南アジアにおけるクローズド予選が正式に終わった。その結果はまったくの衝撃的なものだった。
東南アジア最高のチームすべてが、Outlanders アップデート(パッチ7.23b)以降、メタを最も理解していた。10チームが2つのグループに分けられ、両グループからベスト2を決める総当たり形式で試合をする。
グループAには、Reality Rift、TNC Predator、Geek Fam、Neon Esports、そしてTeam Adroitが分けれらていた。Reality Riftの勝利で6-2のスコアで終わり、準優勝のチームであるTNCは5-3でフィニッシュした。
一方のグループBでは、Fnatic、Cignal Ultra、BOOM Esports、SG Dragons、そしてAlpha x Hashtagで構成された。Fnaticは8ゲームで勝利し、無敗でグループを制する。続くチームはCignal Ultra。5-3のでプレーオフのステージへと進出する。
FnaticがTNC Predatorを攪乱させ、2-0で決める
Fnaticはパフォーマンスの悪いTNCを上回ることで、ライプチヒメジャー出場を確保できた。ダリル・ “iceiceice” ・シャンは、前回のメジャートーナメントでの期待外れのパフォーマンス後に、自らの勝ちパターンに戻していた。
第2ゲームでは、カム・“Moon”・センがミドルレーンでアーメル・“Armel”・タビオスを完全に上回る。最後にはFnaticがTNCのディフェンスを打ち破り、ライプチヒメジャーに進出が決定する。
Reality RiftがCignal Ultraを2-1で破る
シンガポールを拠点とするReality Riftは、3つのシリーズ覇者であるCignal Ultraに勝利した。Reality Riftは、Cignal Ultraのミスを生かし続け、それをフィリピンチームが核となるヒーローを落とすことに繋げた。
Cignal Ultraは十分なディフェンスを発揮したが、Reality Riftはチームのコンビネーションアルティメットを生き延び、対戦相手を力づくで「まいった」させた。Reality Riftは、Cignal Ultraに対し2-1の勝利し、ライプツィヒメジャー出場を確保した。
TNCPredatorはCignal Ultra 2-1で生きのびる
TNC Predatorは、ゲーム1でCignal Ultraに敗れた後、次の2つのゲームで勝利し、『ドリームリーグシーズン13』予選、最大のアップセットを最後に止めた。
戦いに後塵を喫していたTNCは、Cignal Ultraによる29分の切断問題のために進出が決定。どうあれ、ライプチヒメジャーの東南アジア予選は残念な結果に終わった。
切断の問題が起こる前、TNCは相手よりもゴールドとEXPをリードしていた。だがCignal Ultraはチームでの戦いを制した後、マップコントロールを得ていたのだった。
この接続問題は、クローズド予選の最終日、台風がフィリピンを襲ったことも記しておくべきだろう。これがCignal Ultraがゲーム中に、接続が切れた理由だとみんなが考えている。どうあれ、MDL成都メジャーのチャンピオンは幸運に恵まれ、ライプチヒメジャー出場資格を手に入れたのである。