『リーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンシップ・シリーズ』はスプリング・プレーオフのグランドファイナルズが行われ、クラウド9がフライクエストを3-0のスイープで下して優勝を遂げた。

 クラウド9にとってこれは6年ぶりのLCS制覇。これまですべてのシーズンでプレーオフに出場しながらも、優勝に手が届いていなかった。


ゲーム1

 クラウド9はゲーム1では攻め急ぐことはせず、フライクエストを自陣に寄せ付けないように気を配りながらゲームを進めた。お互いにキルを交換する展開となったが、クラウド9が4vs5のチームファイトを制すると、試合の流れは加速。イェスパー・“Zven”・スヴェニングセンがルーカス・“Santorin”・ラーセンを「ブリッツ・タイム」で仕留め、一気に流れを引き寄せる。

 クラウド9はバロンとオーシャン・ソウルを手にすると、ミッドレーンを突き進み、フライクエストのプレイヤー数名を屠ってみせる。このあと守備者が2名しかいないフライクエストの本拠を易々と陥落させ、40分でゲーム1をものにした。


ゲーム2

 フライクエストのプレースタイルを完全に読み切ったクラウド9は、ゲーム2では打って変わって序盤から積極的に仕掛けた。ボーイズ・イン・ブルーはトップとボットレーンの双方でフライクエストを圧倒し、Zvenとロバ―ト・“Blaber”・フアンの2人が連続でダブルキルを達成する。

 ゲーム1と同様、クラウド9はマップを支配し、再びバロンとオーシャン・ソウルを獲得した。バフを手中に収めたクラウド9は、ボットジャングルでフライクエストを捉えてクリーン・エースを達成すると、エルダー・ドラゴンも手にし、そのままフライクエストのネクサスを陥落させてシリーズに王手をかけた。


ゲーム3

 2ゲームをリードして安全圏に逃げ込んだクラウド9は、ゲーム3ではよりリスキーなスタイルを選択した。フライクエストはその隙に突こうと躍起になったものの、やはりクラウド9が一枚も二枚も上手で、BlaberがキャタクリズムでSantorinをキルすると、フィリッペ・“Vulcan”・ラフラメがコリン・“Solo”・アーネストをフックして自チームの方へ引き寄せた。5vs3の数的優位を得たクラウド9は、ボットレーンの守備者を1名排除し、さらにネクサスのタワーを一つ陥落させた。

 クラウド9は30分、ミッドレーンに攻め込んでフライクエストの喉元に食らいついた。Zvenの先制攻撃は失敗に終わったものの、エリック・“Licorice”・リチエがトリプルキルを達成してZvenの雪辱を果たし、これによってほぼほぼ試合の行方は決定付けられることとなった。

 残りのフライクエストの面々が必死の抵抗を試みるなか、Licoriceがフライクエストのネクサスにとどめの一発を見舞い、結局シリーズはクラウド9のスイープで幕を閉じた。

 フライクエストのLCSプレーオフ優勝はこれで2度目。前回は2014年で、相手はチーム・ソロミッドだった。

 優勝したクラウド9は賞金10万ドルを手にするとともに、ミッドシーズン・インビテーショナルのグループステージの椅子を確保した。