新型コロナウイルスの感染拡大により、『東京ゲームショウ2020』の中止が決定した。イベントは9月24日から27日にかけて幕張メッセで開催予定となっていた。

 TGSのマネジメントオフィスによれば、代わりにオンラインでのイベントを開催することを検討中だという。

 同オフィスは公式HPで「新型コロナウイルスの感染が世界規模で広がり、いまだ日本国内でも予断を許さない状況を受け、来場者、出展社、関係者の皆様の健康・安全面を第一に考慮した結果、このような決定にいたりました。ご理解のほど、何卒よろしくお願いいたします」と発表している。

 1996年以来開催している東京ゲームショウが中止されるのは、今回が初めて。現在世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスによって、各地でイベントが中止に追い込まれているが、世界でも最高権威を誇る東京ゲームショウもそのリストに名を連ねることになってしまった。

 なお、すでに『E3』や『Gamescom』の中止も発表されており、それらのイベントは、マイクロソフト社の『Xbox・シリーズ・X・イベント』と同様、代わりにオンラインでの開催を検討している。