ゲーム機器メーカーのレイザーがその製造力を新型コロナウイルスのパンデミックとの戦いに役立てることになった。シンガポールに完全自動化されたマスク生産ラインを完成させている。

 レイザーのタン・ミン・リャンCEOが自身のインスタグラムアカウントでその開発について投稿し、生産ラインの写真もシェアしている。

 わずか24日で準備から全面稼働までこぎつけた生産ラインは月産500万枚、あるいは必要ならそれ以上のマスクを生産することが可能。マスクは国内規格にも国際規格にも適合するものとなり、製品を他国へ出荷することもできる。

 レイザーが新型コロナウイルスの感染拡大対策として行っているのはマスクの生産ライン創出だけではない。先日はフィリピンのアラン・ピーター・カエタノ下院議長からの緊急要請に応じたマスクの発送も行っていた。