ゲームデバイスメイカーのレイザーが、ドイツのイベント会社ケルンメッセと提携した。両者は2020年にシンガポールで開催される『Gamescom Asia』に向け、共同で事業を行っていくことになる。

 Gamescomは毎年開催されるヨーロッパのゲームの見本市で、レイザーはそのアジア版の公式パートナーとなる。レイザーはシンガポールで開催される同イベントの、Eスポーツとゲームゾーンを任される。

 また、レイザーはGamescomの諮問委員会の一員に加わることになった。

 レイザーのグローバルEスポーツ部門のディレクターであるデイヴィッド・ツェは「Gamescomは世界最大のゲームイベントで、ケルンメッセと手を結んでこの地域のEスポーツに変化をもたらすことができることに興奮している」とコメント。このイベントにより同地域のEスポーツ界を大きく発展させたいと語った。

 なお、Gamescomは2020年の10月15日から18日にかけて、シンガポールのサンテックで行われる。最初の2日間は産業向けの会議で、残りの3日間はゲーム・コミュニティ向けに一般に開放されたイベントになる予定だ。