任天堂の大ヒット作『あつまれ どうぶつの森』がゲーム界の歴史を塗り替えた。任天堂Switchで3月20日に販売開始されて以来わずか1ヶ月で、実に500万本のダウンロード版が販売されている。

 ニールセン社の「スーパーデータ」によれば1ヶ月間のダウンロード版販売数の記録をこれまで保持していたのは『コール オブ デューティ ブラックオプス3』だったが、『あつまれ どうぶつの森』はそれを上回った。

 『あつまれ どうぶつの森』の発売から1ヶ月間のダウンロード版販売数は、いずれもSwitchのヒット作である『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』と『ポケモン ソード・シールド』の最初の1ヶ月の販売数を合わせた数字にほぼ匹敵する。両タイトルはそれぞれ249万本と270万本の売上げを記録していた。

 新型コロナウイルスのパンデミックによる実店舗の休業や、ゲームメーカー各社が社会的距離を取るよう訴えていることも、このダウンロード版販売数新記録に大きく影響したと推測される。

 だが作品自体に理由があることも間違いないだろう。圧倒的な人気と健全なイメージにより、『あつまれ どうぶつの森』はまさに世界中のゲームファンのお気に入りとなっている。