今週のEスポーツ界の主な出来事はこちら!

  • 【LoL】“Karsa”がトップ・Eスポーツをミッドシーズンカップ優勝へ導く!
  • 【Dota2】フナティックが4大会連続優勝!
  • 【LoL】伝説的ADキャリー“Uzi”が23歳で引退…
  • 【Dota2】フラワー・ゲーミングとエクセクレイションがONE SEAリーグの出場権を獲得

Screenshot by Amanda Tan/ONE Esports

【LoL】“Karsa”がトップ・Eスポーツをミッドシーズンカップ優勝へ導く!

 中国の『リーグ・オブ・レジェンド・プロリーグ(LPL)』と韓国の『リーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンズ・コリア(LCK)』の精鋭8チームが一同に会したミッドシーズンカップは4日間の大会を終え、最後はトップ・Eスポーツがチーム史上初のタイトルを獲得した。

 決勝でトップ・Eスポーツは現世界王者のファンプラス・フェニックスと対戦した。

 トップ・Eスポーツは好スタートを切り、ゲーム1を制した。試合はLCKの初期の伝統に則って、ブラインドピックで行われた

 現世界王者はゲーム2を制してシリーズをイーブンに戻すが、トップ・Eスポーツはすぐさま立て直すと、ジャングラーのハン・“Karsa”・ハオフスアンの輝かしいパフォーマンスを披露し、ゲーム3、ゲーム4を連取した。Karsaはゲーム3の最初の15分間はキル率100%と、出色の出来でチームを勝利へ導いた。


Credit: Fnatic

【Dota2】フナティックが4大会連続優勝!

 フナティックの東南アジアのDota2シーンにおける覇権が続いている。『ESL One・バーミンガム2020・オンライン:東南アジア』を制し、4大会連続優勝を果たしたのだ。

 フナティックはここまで『Dota・サミット12』、『ESL One・ロサンゼルス2020:オンライン:東南アジア』、『BTS・プロシリーズ:東南アジア』を制していた。

 フナティックは成長著しいインドネシアの新鋭BOOM・Eスポーツをグランドファイナルズで3-1と退けた。

 ミッドレイナーのカム・“Moon”・ブーンセンはシリーズのMVPに選ばれた。ゲーム1では14/0/16 KDA(キル・デス・アシスト)を披露すると、ゲーム4でも重要な場面でキルを披露し、チームを勝利へ導いた。

 フナティックは5大会連続優勝をかけて、今度は『ONE Eスポーツ・Dota2・SEAリーグ』に照準を定めている。


Credit: LoL Esports/Riot Games

【LoL】伝説的ADキャリー“Uzi”が23歳で引退…

 元ロイヤル・ネバー・ギブアップのボットレイナー、ジアン・“Uzi”・ジハオが健康上の理由により、23歳でのプロ引退を発表した。

 UziがWeiboに投降したところによれば、不規則な食生活、ストレス、そして夜を徹したトレーニングにより、昨年二型糖尿病と診断された。この半年間は生活を改善しようと努めたものの、健康状態が上向くことはなかったという。

 また、過去数年は腕と背中の怪我に悩まされており、それがパフォーマンスの低下につながっていた。昨年9月にNIKE社が制作した『リーグ・オブ・レジェンド・プロリーグ(LPL)』のドキュメンタリーでは、「医者に僕の腕は40歳か50歳のそれだと言われたよ」と語っていた。

 Uziのキャリアのハイライトは、ロイヤル・ネバー・ギブアップを2018年の『ミッドシーズン・インビテーショナル』優勝に導いた場面だろう。


【Dota2】フラワー・ゲーミングとエクセクレイションがONE SEAリーグの出場権を獲得

 マレーシアのフラワー・ゲーミングとフィリピンのエクセクレイションが予選を勝ち抜き、『ONE Eスポーツ・Dota2・SEAリーグ』への出場を決めた。

 フラワー・ゲーミングは準決勝第1試合でPG・バラックスを2-1で下して最初の切符を手にした。3ゲームにわたってスリリングな戦いが繰り広げられたシリーズでは、ゲーム3でフラワー・ゲーミングが見事なチームファイトをみせ、逆転勝利を飾った。

 一方、エクセクレイションは準決勝第2試合でLGT・intを2-0で下した。2つの試合で相手を圧倒し、勝利を手にした。

 エクセクレイションはチーム全員が見事な活躍をみせたが、ベム・“BHM”・ガラシアとラルフ・“RR”・ペナーノがチームのMVPに選ばれた。

 2チームは6月18日に開幕する『ONE Eスポーツ・Dota2・SEAリーグ』のレギュラーシーズンに、フナティック、TNC・プレデター、ギークファム、BOOM・Eスポーツ、チーム・アドロイト、リアリティ・リフト、そして最後の予選勝ち抜きチームと共に出場する。