『リーグ・オブ・レジェンド世界選手権2019』は準々決勝の試合が行なわれ、前回王者Invictus Gamingが韓国のGriffinを3-1で下し、準決勝進出を決めた。

ゲーム1

 ゲーム1はInvictus Gamingの圧勝だった。中国チームのADC(アタック・ダメージ・キャリー)のユ・“JackeyLove”・ウェンボが試合を通して圧倒的なプレーをみせ、試合開始後15分には早々にエースとトリプルキルを達成した。

 一方、Invictus Gamingに早々にエースを奪われたGriffinだったが、粘り強く攻撃を継続した。意表を突いてボトムジャングルに攻め入ると、Griffinはワン・“Baolan”・リュイとガオ・“Ning”・ジェンニンをキルした。一方のInvictus Gamingは二人をキルされながらもひるむことなく、カン・“TheShy”・スンロクが反撃し、パク・“Viper”・ドヒョンをラストブレスのコンボで封殺した。

 試合時間43分が経過したころにはGriffinはネクサスの二つのメインタワーを失っており、Invictus Gamingに勝利を献上してしまう。


ゲーム2

 ゲーム2はGriffinが最初のキルを達成したことにより、チームプレーに自信を深め、スローな立ち上がりとなった試合でレーンを支配してみせる。

 しかし時間が経過するとInvictus Gamingも盛り返すようになり、韓国チームに脅威を与え始める。バーサク状態になったスター・ミッドレイナー、ソン・“Rookie”・ユージンがトリプルキルを達成し、勝利をものにした。



ゲーム3

 Griffinにとって反撃の機会はゲーム3で訪れた。SionとXayahといったカウンターが得意な面々を起用し、AoEアタックを決めた結果、Invictus Gamingを圧倒した。Griffinのジオン・“Chovy”・ジフンはDecimating Smashでトリプルキルを達成。

 キルのアドバンテージを握り、高い圧力を維持した結果、Griffinは終盤戦のマップも支配した。試合時間35分にはトップレーンでの激突を制してエースを達成、シリーズ初勝利を手にする。


ゲーム4

 ゲーム3で叩きのめされたInvictus Gamingだったが、ゲーム4は特A級の試合運びをみせた。JackeyLoveがゲーム1で披露したADCぶりを再現し、まずはGriffinのボットジャングルに攻め入ると、Chovyとチョ・“Sword”・スンウォンを素早くキルし、すかさずバロンを狙いにいく。

 バロンでの戦いを制したInvictus Gamingは、試合をものにするために最後の力を振り絞る。Griffinがミッドレーンを死守するなか、TheShyとJackeyLoveの連携プレーで、ViperとChovyをテレポートで打ち破った。

 相手が残り2人となるなか、Invictus Gamingはネクサスに最後の攻撃をしかけ、シリーズを3-1で制した。

 この勝利によりInvictus Gamingは準決勝への進出が決定。連覇へ向けて視界良好だ。

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