『リーグ・オブ・レジェンド世界選手権2019』はグループステージの全日程を終え、すでに各リーグを代表する強豪チームの面々が、エキサイティングなプレーの数々を披露している。

 大会では、人気チームのSK Telecom T1 (SKT)、Fnatic (FNC)、Invictus Gaming (IG)、Team Liquid (TL) が、常軌を逸したプレーぶりをみせている。本日はグループステージで披露されたトップ10プレーをお届け!

 

FNCのNemesis、SKTのFakerを見事に出し抜く

 グループCの雌雄を決する一戦で、Fnaticのティム・“Nemesis”・リポブセクは、3度の優勝を誇るSK Telecom T1のリー・“Faker”・サンヒョクを相手に一歩も引かない戦いをみせた。

 FakerはFive Point Strikeを使って、Nemesisの動きを鈍らせた。Nemesisが小塔の下に撤退すると、その動きに誘われたFakerはミッドタワーからの攻撃で大ダメージをくらい、あえなくキルされてしまった。


 

G2のPerkz、2対4の局面を乗り切る

 さて、血に飢えた韓国のサモナーたちから逃げ切って、ボトムレーンに入るにはどうしたらいいだろう? 瀕死の状態でGriffinの4選手から逃げ切ったG2のルカ・“Perkz”・ペルコヴィッチに聞いてみよう。

 G2のPerkzはチームメイトのミヒャエル・“Mikyx”・メーレとともに、Griffinに追い詰められていた。Mikyxは不運にもやられてしまったが、Perkzは相手の攻撃をかいくぐって、なんとか生き残ってみせた。


Clutch Gaming vs Fnatic、序盤のインベード

 Clutch GamingとFnaticの全メンバーが、試合開始と同時にボトムレーンのジャングルにインベードをしかけると、すぐに現場は大乱戦となった。

 Fnaticは全5人のメンバーが無事に脱出したのに対し、Clutch Gamingのフィリッペ・“Vulcan”・ラフラメとナム・“Lira”・タイユーは混戦の最中でキルされてしまった。


 

SKTのFakerの見事な脱出劇

 SK Telecom T1のFakerはBaron Nashorの巣に入り込んでしまい、Royal Never Give Upの選手たちの総攻撃を食らってしまう。しかしこの韓国のミッドプレイヤーは、信じがたいことにすべての攻撃をかわしてみせる。HP残りわずかという状況のなか、FakerはRyzeの能力Realm Warpを使って、テレポートで死地から脱出してみせた。


 

“3z”にとって“イージー”なダブルキル

 Hong Kong Attitudeのチェン・“3z”・ハンは、Griffinのチョ・“Sword”・スンウォンとリー・“Tarzan”・スンヨンを相手に、見事なトップレーンでのプレーを披露した。

 SwordとTarzanの攻撃を受けた3zは、圧倒的に不利な状況のなか、ダブルキルを達成して周囲を血の海へと変えた。



 

Fakerが1対4を生き延びる

 SK Telecom T1のFakerは、Akaliを使ったエスケープでまたも世界選手権の舞台を沸かせてみせた。彼はClutch Gamingのメンバー4人が待ち受けるジャングルに迷い込んでしまうが、FakeはFlash spellを使って罠から逃れてみせた。


 

RNGのUziはアンストッパブル!

 Royal Never Give Upはジャン・“Uzi”・ジハオのおかげで、FnaticがBaron Nashorをキルするのを阻止することができた。このボットレイナーが与えた驚異的なダメージによって、Royal Never Give Upはエースを手にすることになった。


 

ImpactがTeam Liquidを救う

 Team Liquidのジオン・“Impact”・イオンヨンはその名の通り、グループステージ3日目で多大なインパクトを残してみせた。Imapactはahq e-Sports club(AHQ)の攻撃を見事に吸収してみせたのだ。

 序盤戦、AHQのキム・“Rainbow”・キヤナがSupreme Display of Talentを使ってTeam Liquidにダメージを与える。そうしたなか、Team LiquidのImpactは見事なパフォーマンスでチームを救ってみせた。


 

Fakerは捕まらない!

 SK Telecom T1のFakerがまたも逃げ足の速さを披露。Royal Never Give Upの面々はこのミッドレイナーの息の根を止めようとして追いかけまわすが、FakerのTwisted Fateは見事にこの場面も逃げおおせた。


 

 おそらくグループステージの試合で一番見ごたえがあった試合は、Royal Never Give UpとSK Telecom T1の一戦だろう。序盤は互角で、両チームともにアメイジングなプレーぶりを披露した。

 そうしたなか、勝利を決定づける要因となったのは、SK Telecom T1を象徴するトリオのテレポート・スペルだった。リー・“Faker”・サンヒョク、キム・“Khan”・ドンハ、キム・“Clid”・タエミンは敵チームのネクサスに対して裏口から忍び込むことに成功した。

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