準々決勝へようこそ! 『リーグ・オブ・レジェンド世界選手権2019』はいよいよノックアウトステージが開幕。LPLのFunPlus Phoenix (FPX) とLECのFnatic (FNC)が激突した。

 シリーズ初戦は互角の展開でスタート。先手を打ったのはFnaticで、ガブリエル・“Bwipo”・ラウがトップレーンでFunPlus Phoenixのキム・“GimGoon”・ハンサムをキルした。

 しかしながら、FunPlus PhoenixのメンバーはFnaticが攻撃をしかけようとするたびに出鼻をくじき、26分間のゲームで終始優位に立っていた。

 初戦はFunPlus PhoenixがFnaticのミドルベースを破壊した瞬間に決着した。



 第2戦、Fnaticは代名詞となっている積極的なレーン攻撃をしかけ、このヨーロッパの雄は序盤にマーティン・“Rekkles”・ラーションのキルで勢いづいた。

 ところが、FunPlus Phoenixの陣内に深く入り込みすぎたズドラヴェッツ・“Hylissang”・イリエフ・ガラボフがやられてしまうと、次第にその勢いはしぼんでいく。

 Fnaticは局面での敗北が重なると、試合はFunPlus Phoenixが支配していき、最終的には18-3のキルカウントで第2戦をものにした。

 Fnaticは前ゲームとほぼ同じチャンピオンを使いながら、生き残りをかけた第3戦を戦った。ヨーロッパの雄はレーンで勝利を重ね、リフト全域で相手にプレッシャーをかけた。

 しかしながら、FunPlus Phoenixのキム・“Doinb”・タエサンがFnaticのレーンに攻撃をしかけ続け、この一戦でシリーズを終わらせようと試みる。

 こうしたなか、Fnaticは最初の勝利をものにしようと奮闘。しかしDoinbのRyzeの守備力の前に苦戦を強いられてしまう。

 それでもFnaticはなんとか踏みとどまり、FunPlus Phoenixの全メンバーを倒すと、第3戦を制し1-2と追いすがる。

 迎えた第4戦、FunPlus Phoenixは最初のタワーをゆっくりだが確実に破壊し、さらにボトムレーンでFnaticにプレッシャーをかけ続ける。

 驚異的な攻撃力を誇るFunPlus Phoenixは、5匹のドラゴンとDoinBのRyzeを武器にその後も押しまくり、準々決勝を突破して優勝へと一歩近づいた。

 この勝利により、FunPlus Phoenixは11月2日に行われる準決勝で、Invictus Gamingと対戦する。

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