Evoジャパンは鉄拳ワールドツアーからは除外されてしまったものの、それでも世界中から有力プレイヤーが集結した。
大会で披露された好プレーをおさらいしよう。
Mikio vs チクリン (ウィナーズ準決勝)
“Mikio”は母国で開催されたEvoジャパンで旋風を巻き起こした。この試合、鉄拳ワールドツアーの覇者“チクリン”と対戦したMikioは、最終ラウンドで強烈なインパクトを残した。
Mikioはラッシングアローでチクリンを麻痺させると、すかさず追い打ちをかけてチクリンをロワーブラケットへと送り込んだ。
ノロマ vs 弦 (ルーザーズ 準々決勝)
ジャック7の使い手としてしられる“ノロマ”だが、“弦”との一戦ではリロイを使っても一流であることを知らしめた。
リキッド所属選手をミラーマッチで破ると、相手が得意のシャヒーンに切り替えてからも圧倒し、レイジアーツで仕留めてみせた。
MaSa vs ノロマ (ルーザーズ トップ8)
最終的にこのリロイ同士のミラーマッチには敗れてしまうが、“MaSa”は“ノロマ”を相手に見事な逆転劇を披露した。
同胞のノロマを一度限定の鞭攻撃で捕えると、最後は蹴りを叩き込んで一矢を報いた。
Ulsan vs ゼウガル (ルーザーズ トップ8)
Evoジャパン2020において最強の“リロイ・キラー”はイム・“Ulsan”・スフンだった。日本の“ゼウガル”を含め、勝ち上がる過程で幾多のリロイを屠ってみせた。
この試合で、Ulsanは鋭い読みからレイジアーツを繰り出し、ゼウガルに大ダメージを与える。
ゼウガルは中段と下段を織り交ぜて反撃に出るが、下段を読み切ったUlsanは最後に蹴りを叩きこんで勝負を決めた。
Book vs Mikio (ウィナーズ 決勝)
この週末でリロイを使って最大の猛威を振るったのは、“Book”だった。
Mikioとのウィナーズ決勝では、下段のガードからフルコンボへつなげ、最後はレイジアーツでフィニッシュした。
Ulsan vs ノロマ (ルーザーズ 準決勝)
Ulsanは意表を突いてボブを選択し、ノロマのリロイを翻弄してみせた。
アッパーカットを皮切りに、Ulsanは壁際でノロマにコンボを叩きこむと、ギガ・ジャッカーからクラッカー・ジャッカーへとつなげ、パーフェクトラウンドを達成した。
ノロマ vs Mikio (ルーザーズ 決勝)
Mikioはルーザーズ決勝でも再びリロイ使いと顔を合わせるが、今度はノロマ相手に秒殺劇を披露した。
ノロマがガードを下げた瞬間にマウンテン・クラッシャーを叩きこみ、日本のライバルの体力ゲージを大幅に減らしてみせた。
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