Dota2のプロゲーミングチームのT1は、先ごろドミニク・“Black”・レイテメイエルとイシュアン・“xuan”・グオをロスターから外したが、現在2人のシンガポール人プロ、ガルヴィン・“Meracle”・カン・ジャン・ウェンと、ウィルソン・“Poloson”・コー・チンを試しているようだ。

 T1は『ONE Eスポーツ・Dota2・ジャカルタ・インビテーショナル』のインドネシア地域予選のアッパーブラケット準決勝とロワーブラケット決勝でチーム・オラクルに敗れたあと、3月17日にBlackとxuanをロスターから外していた。

 今月のはじめにDota2への参戦を表明したT1にとって、『ONE Eスポーツ・Dota2・ジャカルタ・インビテーショナル』のインドネシア地域予選は、チームのデビュー戦として位置付けられていたが、思うような結果を残すことはできず、主力2人が退団するという最悪の結末を迎えていた。

 しかしT1はすぐさまキャリーとサポートの代理をみつけ、現在タイで開催中のセレスティアル・カップで2選手のトライアルを行っている。T1は現時点で、ヒラリー・ゲーミングとロウキー・Eスポーツとの試合でともに1-1で引き分けている。

Credit: u/blancandeclare


 Meracleは2012年に東南アジアでファースト・デパーチャーの一員としてデビューを飾り、神童の呼び声も高かった選手だ。そこから数チームを渡り歩き、ミネスキ、フナティック、コプレキシティ・ゲーミングでプレーした。最近ではPolosonと一緒にアルファ・X・ハッシュタグとプレーし、チーム・IOではDota2のレジェンド、チャイ・“Mushi”・イー・ファンともプレーした。

 一方、PolosonはMeracleと一緒にファースト・デパーチャーでキャリアをスタートさせた。彼もまたいくつかのチームを渡り歩き、ファースト・デパーチャーに2014年、2015年、2016年と3度在籍したほか、2019年にはアルファ・X・ハッシュタグでPolosonと共闘していた。

T1のDota2ロスター

  • ガルヴィン・“Meracle”・カン・ジャン・ウェン
  • ムハンマド・“inYourdreaM”・リズキー
  • リー・“Forev”・サンドン
  • トリ・“Jhocam”・クンコロ
  • ウィルソン・“Poloson”・コー・チン

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