カプコンプロツアー(CPT)2019は、『ストリートファイターV』(以下、『ストV』)で最大の価値を持つ大会『カプコンカップ2019』で幕を閉じる。今年は、12月13日から15日にかけて、カリフォルニア州ロサンゼルスのノボシアターにて開催される予定だ。

 世界でトップを飾る32人の最高の選手たちが、25万ドルの賞金と使用キャラクターに与えられるスペシャル・コスチュームを巡って争うのだ。

『カプコンカップ2018』チャンピオン、ガチくんのラシードスキン。

 CPTグローバルリーダーボードの上位26名の選手は自動的に大会参加が決定済みだ。

 さらに4つの地域ファイナルトーナメント(北米、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、そしてアジア)の優勝者は、そのままカプコンカップ2019に参加する資格を得る。それら地域を優勝した選手がすでにトップ26にいる場合、参加資格はその地域の優勝者に続く、上位の選手に渡る。

 最後の2つの参加資格は、昨年の『カプコンカップ』チャンピオンの “ガチくん ”と、12月14日に開催されるラストチャンス予選トーナメントの優勝者が手にすることになっている。



トップコンテンダー

ビクター・ “Punk”ウッドリー(4,815 CPTポイント)

クレジット:Punk

 Punkは2019年のCPTリーダーボードで1位にランクされている。一年を通して君臨し、4つのCPTプレミアイベントである『ファイナルラウンド』、『ミックスアップ』、『コンボブレーカー』、そして『ファーストアタック』で優勝を飾っている。

 その他にも『ドリームハック・ダラス』、『アルティメット・ファイティング・アリーナ』、そして『イースト・コースト・スローダウン』3つのCPTランキングイベントで優勝している。

 Punkはおそらく、今年のカプコンカップに参加するすべての選手の中で、最も意欲的な選手である。過去2年間、優勝候補の1人だと考えられてきたが、カプコンカップのタイトルはまだ取っていないのだ。


“ボンちゃん ”(4,045 CPTポイント)

クレジット:Capcom Fighters Twitter

 ボンちゃんはCPTリーダーボードの2位にランク。EVO 2019を優勝し、他の大会からは離れている。

 ボンちゃんはシーズン中盤、4つの連続したトーナメントを連続で優勝する。『CEO』、『VSファイティング』、そして『EVO』、さらに『ケルト・スローダウン』でトロフィーを手にし、さらにシンガポールでの『ヴァーサス・マスターズ』では今年シーズン初のトーナメント優勝を飾っている


“ときど”(3,225 CPTポイント)

クレジット:Capcom Fighters

 ときどはCPTリーダーボードで3位にランクインし、CPTプレミアイベントで3度優勝している。

 彼は2019年シーズンの早い段階で『ノーキャル・リージョナルズ』で優勝し、その後、ドミニカ共和国で開催された『ゲームオーバー』で優勝。直近では1ヶ月前の『カナダカップ』での優勝がある。

 ときどは豪鬼をメインに使う数少ない選手の一人として、3位まで順位を上げてきた。『カプコンカップ2019』に参加する他の豪鬼使いはシム ・”NL”・ ガンだ。


“ふ~ど”(2,370 CPTポイント)

クレジット:Capcom Fighters

 ふ~どはCPTリーダーボードで4位にランクしている。一貫して『SEAメジャー』での優勝を含めた、さまざまな大会のトップ8に残る道を歩んできた。


イェ・“ Hotdog29”・ マン・ホー(2,150 CPTポイント)

クレジット:Capcom Fighters

 Hotdog29はいま最高の『ストV』選手の一人だ。『PPL ファイター・マスターズ』と『北米リージョナル・オープン』優勝し、CPTリーダーボードで5位へと躍り出た。


“藤村 ”(2,145 CPTポイント)

クレジット:Team Spirit Zeroスクリーンショット:Nigel Zalamea

 藤村はCPTリーダーボードで6位にランクされている。彼は、『FX x SEAメジャー』、『台北メジャー』、そして『ファイターズスピリット』を優勝している。

藤村はまた、『SEAメジャー / アジア地域ファイナル』で優勝している。今年の『カプコンカップ』参戦を確約した。


アデル・“Big Bird” ・アヌーシュ(1,955 CPTポイント)

クレジット:Capcom Fighters Twitter

 Big Birdは『EGXヨーロッパリージョナルオープン』とそのファイナルを連続して優勝し、CPTリーダーボードで7位まで上昇させた。

 Big Bird はEVO 2019を準優勝しており、『ファイトクラブNRW』のチャンピオンでもある。


クレジット:Gachikun’s Twitter

“ガチくん ”(現『カプコンカップ』チャンピオン)

 ガチくんは現チャンピオンとして『カプコンカップ2019』に戻ってくるつもりだ。昨年のグランドファイナルでは、 “板橋ザンギエフ ”を撃破している


 4つの地域ファイナル優勝者のうち3人(藤村、Big Bard、そしてNuckleDu)は、グローバルリーダーボードのランキング上位26名の内に入っているため、『カプコンカップ』参加資格をすでに得ている。なので、地域ファイナルからの参加資格は、それぞれの地域で優勝者の次点となるの選手に渡される。

 アジアからの参加資格は “キチパーム”に渡される。ヨーロッパからはオリバー・“Luffy” ・ヘイに渡った。それからブライアント・“Smug” ・ハギンズは北米からの参加資格を手にするだろう。

 ラファエル・“Zenith” ・プグリエリはラテンアメリカ地域ファイナルで優勝。現在トップ26圏内にいるため、直接の参加資格によって大会に参戦する。

 今年のカプコンカップは、日本から14人、北米から6人、ヨーロッパから6人、そして東南アジアから4人、ラテンアメリカから1人が参加する。

 カプコンファイターの公式Twitchチャンネルで、『カプコンカップ2019』をライブで観ることが可能だ。

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