『ザ・インターナショナル(TI)』を2連覇中のOGは、セバスティアン・“Ceb”・デブスがコーチ業に専念するため、選手を引退すると発表した。

 3年連続の「イージス・オブ・チャンピオンズ(ザ・インターナショナルの優勝トロフィー)」を狙うOGだが、Cebは「そろそろ一線を引くときだ」と語った。

 「ヨハン・“Notail”・サンドスティーンとトピアス・“Topson”・ターヴィツァイネンはまだまだ3連覇を狙っており、僕も同じ気持ちだ。なので、僕は自分ができることはなんでもするつもりだ。それが例え、自分の個人的な目標を犠牲にすることになったとしてもね」と続け、選手は引退するものの、今後もコーチとしてサポートは続けるとした。



 Cebは2016年にコーチとしてOGに加入すると、チームをプレ・Dotaプロサーキットで4度のメジャー制覇へと導いた。2018年に創設者の一人であるタル・“Fly”・アイジクと、グスタフ・“S4”・マグナッソンがイーヴル・ジーニアスズに移籍すると、チームの窮地を救うべく選手へ転向。伝説的なプレーの数々で、チームのTI連覇に貢献していた。

 なお、OGではジェッセ・“JerAx”・ヴァイニッカが前日に現役引退を発表。アナサン・“ana”・ファムも長期休養に入っているため、2連覇を果たしたメンバーで残っているのはヨハン・“Notail”・サンドスティーンとトピアス・“Topson”・ターヴィツァイネンの2人だけとなった。

READ MORE: 【Dota2】TI連覇中のOG、JerAxが現役引退