中国の『リーグ・オブ・レジェンド・プロリーグ』は第2週の試合がオンラインで開催された。

 2018年の世界王者インビクタス・ゲーミングが首位をキープした一方、新興チームのeスターが2位に入ってLPLのファンを驚かせている。

 ファンプラス・フェニックスは第1週にそのeスターの軍門に下った強豪の一つだが、今週はキム・“Khan”・ドンハに代わってキム・“GimGoon”ハンサエムを起用し、完全に復調を遂げたようだ。


第2週 試合結果

  • LNG・Eスポーツ 1-2 オー・マイ・ゴッド
  • ファンプラス・フェニックス 2-1 JD・ゲーミング
  • トップ・Eスポーツ 0-2 ロイヤル・ネバー・ギブ・アップ
  • LGD・ゲーミング 0-2 ドミナス・Eスポーツ
  • スニング 1-2 eスター
  • オー・マイ・ゴッド 1-2 ロイヤル・ネバー・ギブ・アップ
  • チーム・WE 2-0 ビクトリー・ファイブ
  • インビクタス・ゲーミング 2-0 ヴィシ・ゲーミング
  • LGD・ゲーミング 0-2 eスター
  • ビリビリ・ゲーミング 1-2 LNG・Eスポーツ
  • スニング 2-0 エドワード・ゲーミング
  • ローグ・ウォリアーズ 0-2 オー・マイ・ゴッド
  • ヴィシ・ゲーミング 0-2 チーム・WE
  • ファンプラス・フェニックス 2-0 ドミナス・Eスポーツ
  • JD・ゲーミング 2-0 ビクトリー・ファイブ
  • エドワード・ゲーミング 2-0 eスター
  • ビリビリ・ゲーミング 0-2 スニング
  • ローグ・ウォリアーズ 1-2 インビクタス・ゲーミング
  • ロイヤル・ネバー・ギブ・アップ 2-0 チーム・WE
  • トップ・Eスポーツ 0-2 LGD・ゲーミング

今週のベストマッチ:ローグ・ウォリアーズvsインビクタス・ゲーミング

 シリーズの3試合を通して148キルが飛び出した激闘では、ローグ・ウォリアーズが2018年の世界王者を相手にジャイアント・キリングを演じる寸前までいった。

 ローグ・ウォリアーズは、まずはカリスタを使用禁止にした。インビクタス・ゲーミングのカン・“The Shy”・ソンロクは、同チャンピオンを使ってヴィシ・ゲーミングを相手に目覚ましいパフォーマンスをみせていたからだ。

 ローグ・ウォリアーズはまた、シリーズを通して自由に動き回る戦術を採用した。ゲーム1では、ガオ・“Ning”・シェンニンにバーティカル・ジャングルでの戦いを強いた。

 マップを分担したことによって、ローグ・ウォリアーズはボット・サイドでのアドバンテージに専念することができた。レベル3でジャングラーとミッドレイナーをボットのタワーダイブに送り込み、ディン・“Puff”・アフェリオスを早くもキルしてみせた。

 それでもインビクタス・ゲーミングはミッドゲームから終盤にかけてチームファイトで優位に立ち始めた。ソン・“Rookie”・ユージンはオリアンナを使って、ショックウェーブを効果的に用いながら、チームを勝利へと導いた。

 ゲーム2はより一方的な展開となり、ローグ・ウォリアーズがインビクタス・ゲーミングを圧倒した。インビクタス・ゲーミングはAoE(エリア・オブ・エフェクト)を欠き、チームファイトでローグ・ウォリアーズに対抗することができなかった。

 シリーズは1-1のタイとなり、その行方は最終のゲーム3に委ねられた。ゲームは一進一退の攻防が展開され、ローグ・ウォリアーズはキルの数で優位に立ちながらも、ゴールドで大きなアドンバンテージを握ることができない。



 するとここからインビクタス・ゲーミングが攻勢に転じ、相手のチャンピオン2体をキルすると、28分にはミッド・タワーを陥落させ、ゴールドのリードを得る。しかし試合は一方的な展開とはならず、インビクタス・ゲーミングはバロン・バフを手にしながらも、ローグ・ウォリアーズのベースに攻め込むためには三度にわたる攻撃をしかけなければならなかった。

 インビクタス・ゲーミングは最後のネクサス・タワーを倒そうと試みるが、ここに来てライフゲージがあとわずかとなってしまったため、やむなく撤退を強いられた。

 そのすぐあと、ス・“Southwind”・チーリンがパフのエズリアルを食べると、ローグ・ウォリアーズのベースに攻め込み、ネクサスを倒して38分に勝利を手にした。


プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク:キム・“Doinb”テサン

 ファンプラス・フェニックスのDoinbが2つの試合でMVPを獲得した。ランブルにおけるキル率100パーセントという驚異の数字をたたき出した。

 彼のイコライザーはあらゆるチームファイトに顔を出し、チームの総ダメージの37パーセントをたたき出した。


順位表

  1. インビクタス・ゲーミング (4-0)
  2. eスター (4-1)
  3. JD・ゲーミング (3-1)
  4. ロイヤル・ネバー・ギブ・アップ (3-1)
  5. ファンプラス・フェニックス (2-2)
  6. エドワード・ゲーミング (2-2)
  7. スニング (2-2)
  8. オー・マイ・ゴッド (2-2)
  9. チーム・WE (2-2)
  10. ビリビリ・ゲーミング (2-2)
  11. LNG・Eスポーツ (2-2)
  12. トップ・Eスポーツ (2-2)
  13. ドミナス・Eスポーツ (1-3)
  14. LGD・ゲーミング (1-3)
  15. ローグ・ウォリアーズ (1-3)
  16. ヴィシ・ゲーミング (1-3)
  17. ビクトリー・ファイブ (0-3)

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