先週のEスポーツ界の主な出来事はこちら!

  • 【Dota2】ニグマがリバーススイープでシークレットを下し、『WePlay!タグ・オブ・ウォー:マッドムーン』を制す
  • 【ポケモン】7歳の女の子がソード&シールドの大会で優勝!
  • 【Dota2】Valveが来季DPCの大改革を発表!
  • 【LoL】LPLが3月9日再開へ

Credit: Nigma Esports

【Dota2】ニグマがリバーススイープでシークレットを下し、『WePlay!タグ・オブ・ウォー:マッドムーン』を制す

 『WePlay!タグ・オブ・ウォー:マッドムーン』のグランドファイナルズが開催され、ニグマ・Eスポーツがチーム・シークレットを相手にリバース・スイープを達成し、今季2つ目のタイトルを手にした。

 シリーズはシークレットが立て続けにゲームを連取してニグマを崖っぷちに追い込むが、ゲーム3の序盤にアリウィ・“w33”・オマルのアウトワールド・デヴォウアーがアガニム・スケプターを獲得すると、ニグマは勢いに乗ってゲーム3を制した。

 ゲーム4でもニグマは素晴らしいスタートを切り、序盤からスノーボールを開始。シークレットはラッセ・“Matumbaman”・ウルパライネンが14分までに7キルを達成するが、ニグマが21分にミッドレーンのバラックを破壊するのをなすすべなく見守った。ニグマのヒーローはもはやアンストッパブルな存在となっており、結局シークレットは26分で降参。勝負の行方は最終戦に持ち込まれることになった。

 迎えたゲーム5、ニグマはまたもレーニングフェーズで圧倒し、苦戦するシークレットを尻目にすべてのレーンを制してみせた。ニグマはアメル・“Miracle-”・アルバルカウィとクロ・“KuroKy”・タクハソミがそれぞれ8キルを達成し、ニグマを見事なリバーススイープへと導いた。


【ポケモン】7歳の女の子がソード&シールドの大会で優勝!

 7歳のシモーネ・リムが見事なパフォーマンスを披露し、『ポケモン・オセアニア・インターナショナル・ジュニア・チャンピオンシップ」で優勝を飾った。

 このシンガポールの神童は、優勝候補筆頭のジャスティン・ミランダ=ラドボードに勝利した。ラドボードは年上で、『ハートフォード・リージョナル・チャンピオンシップ』を含む複数の大会で優勝している経験豊富な選手だった。

 グランドファイナルズの最終戦、リムは最後の1体にまで追い込まれ、残すポケモンはバンギラスのみという状況に立たされた。一方のラドボードはドサイドン、サマヨールの2体を残していた。失敗の余地は残されていたなかったが、リムはラドボードがドサイドンにプロテクトをかけてくることを完璧に読み切ると、闇属性のアビリティ「クランチ」を使ってサマヨールを仕留めてみせた。

 リムはそのあと、バンギラスのスーパーパワーを使ってドサイドンを倒し、初のトーナメント優勝を飾った。


Credit: Valve Corporation

Valveが来季DPCの大改革を発表!

 Valveは『ザ・インターナショナル2020』終了後、来季よりDotaプロサーキット(DPC)のシステムを変更し、地域ごとのリーグ戦を導入すると発表した。

 新システムでは、DPCは秋、冬、春の三つのシーズンに分けられ、各シーズンの最後には各リーグの上位チームが出場するメジャー大会が開催される。

 これまでと同様、DPCのシーズンは8月開催の『ザ・インターナショナル』によって締めくくられる。

 新シーズンの詳細はこちら!


Credit: LCL

【LoL】LPLが3月9日再開へ

 新型コロナウィルスの感染拡大により延期となっていた中国の『リーグ・オブ・レジェンド・プロリーグ(LPL)』が、3月9日に再開する運びとなった。

 今後のリーグ戦は、これまでのようにスタジオに集まって試合を行うのではなく、それぞれのチームの本部からオンラインで行う。各チームの本部には審判が派遣される。なお、事情により外出できない選手がいる場合は、状況に応じた配慮がなされる。

 LPLのチームやスタッフの健康を保証するために、選手たちが試合に出るためには、14日間の検疫期間を終了し、健康診断をパスしている必要がある。

 リーグの中継はYoutubeとTwitchで行われ、中国語の放送は3月9日から15日にかけて行われる。

 なお、LPLが完全にオンラインで行われるのはこれが初めてである。